8/21 かつての美濃駅を訪ねる

こんばんは。
明日から学校が始まることに絶望めいた何かが押し寄せる管理人です。え、もう?みたいな感じです。「夏休みは今日まで」の苦しみは小学校から通算してこれで12回目になるわけですけど、こんなもん慣れやしない…

さて本題へ。
この夏休みは勉強ばかりで大したところに行ってないんですが、申し訳程度にとある場所に行けたのでご報告しておきます。

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この写真を見てどれくらいの方が察したかは分かりませんけど、岐阜県美濃市にある旧名鉄美濃駅にやってきました。徹明町(岐阜市)と新関(関市)を結んでいた名鉄美濃町線は2005年に廃止されましたが、その6年前には新関~美濃が先立ってしまいました。

で、その時の駅舎と美濃町線を走っていた車両がいくつか保存されていまして、ちょっとした博物館となって現在も観察できるというわけです。

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写真左側から順にモ590形、モ510形、モ600形が展示されていまして、車内にも入れる親切仕様。またはるばる札幌からやって来たモ870形もカットボディながら置いてありまして、まさに名鉄600V区間の車両を堪能できる場所となっています。

そのうちモ590形の車内だけ座席が残っていまして、まあこれといって面白い特徴はありませんけど、運転室と客室が一体化しているのにはちょっと驚きました。まあ路面電車ですし、現に高知のとさでんで走っている編成もちらほらいますし。

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前述の通り保存されているのは車両だけでなく駅舎も。なにやら大正時代から受け継がれているらしく、そりゃ登録有形文化財になるわけです。奥には窓口…を使った鉄道グッズを販売する売店が、右手にはプラレールか何かが転がっていました。

個人的に気になったのは改札上部に設置された時刻表。日中はおおむね1時間間隔、始発と終電もローカル線にしては健闘していますし、何より新岐阜まで直通する急行やら6時台の4本/h発車には意外でした。こんな時期もあったんですな…

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並行して長良川鉄道が走っているのでこの区間が廃止されてもそう不便さはなかったのかもしれません。それでもこうして残っているのだから、地元の方からすれば大切な場所だったんでしょうな。

今回は車での訪問になってしまいましたが、長良川鉄道美濃市駅の目と鼻の先なので列車でも訪れてみたいものです。ちなみに駅ノートも設置されているので、訪問の際にはぜひ一筆することをオススメします笑

ざっくりとした説明でしたが、旧名鉄美濃駅のお話でした。
ありがとうございました。

【おまけ】

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そもそもなんでこんな場所にいたのかと言いますと、僕が父親に「道の駅“平成”に連れてってほしい」とお願いしたのが発端です。いや、まあ令和になってから行ってどうすんだって話ですけど、来てみたところだったので良しとしましょう…