Welcome to 明和町! Part2

こんばんは!
ブログを全面リニューアルしてみました。背景といい、ヘッダーといい、記事色といい… ガラッと印象が変わりました笑

※今回の記事は文字多めです。

前回、明和町ラッピングが施された2800系(AX11)について簡単に説明したのですが、その時に

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一番手前に映る金色の小屋…じゃなくて正殿
金色の建物について触れましたね。これ、調べると斎宮の一角に存在していたとされる建物で、斎王が使っていたというわけではないそうです。

ところで皆さん、それ以前に「斎宮って何よ?」という気持ちになりませんか?僕もそうでした。このままだと「明和町って小屋で有名なところか~!」という考えになりかねないので、引き出しをあさるにあさって…

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斎宮歴史博物館 パンフレット
去年に斎宮歴史博物館に行きましたので、この冊子を参考にしながら斎宮について簡単にご紹介します。

斎宮(さいくう・いつきのみや)とは「斎王(さいおう)」の宮殿と斎宮寮という役所が存在した場所で、現在の三重県明和町にあたる場所です。

斎王の役目は、京都にいる天皇の代わりに伊勢神宮でお参りすることで、主に天皇の女性親族から選ばれました。6月、9月、12月の各月16日に外宮、17日に内宮へ赴いたそうです。

僕の場合、小学校や中学校の授業では一度も見聞きしませんでしたが、歴史は長く、飛鳥時代鎌倉時代にかけて存在したとされています。かの有名な伊勢物語源氏物語にも登場しています。

そんなロマン溢れる斎宮を全国の方々に知ってもらおうと、6月第一土・日曜日に「斎宮まつり」が開催されています。当時の衣装を着て練り歩いたり、夜は花火大会があったりと、なかなかスケールが大きなおまつりです。

2015年4月に世界遺産…まではいかなくとも日本遺産に認定され、今後は更なる活性化が期待される明和町伊勢神宮に行く前に、歴史ある斎宮を訪ねるのも面白いかもしれません!

ただ、斎宮歴史博物館の最寄り駅、斎宮駅は普通しか止まらないので少し不便ですが、松阪から4駅・伊勢市から5駅ですので、なんとか大丈夫ですかね(;´∀`)

アートライナー関係なので、「近鉄」の書庫に入れておきます。
以上、斎宮についてのご紹介でした。
ありがとうございました。

(ご参考 斎宮歴史博物館 ホームページ