6/22 お魚さん代走

こんばんは。
この学年になると校外模試が増えるわけですけど、それが普通に樋口さんレベルの値段なのだから驚きです。いやそれくらいの価値があるのはいいとして、それが月1でやってくると考えると痛い出費ですなこりゃ。

さて本題へ。
とは言っても題名通りなんですが…

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2610系(X23)
〈305 鮮魚〉

「鮮魚列車」とは、伊勢から新鮮な魚介類を大阪まで運ぶ行商のための団体貸切列車でして、朝は宇治山田発上本町行き、夜は上本町発松阪行きの1往復が平日・土曜に運転されています。かつては全国で走っていたそうですが、現在は近鉄のみの運行となっています。

本来ならば専用車両の2680系(X83編成)が使われるものの、先々週からその車両が検査入場したということで代走が発生。一般車両に方向板を付けた、いつぞやの近鉄電車を思い起こさせる格好で走っているわけです。まあ平成生まれなのでその時代を知りませんけど笑

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普段は一般列車に使われるということで、ビニールシートが被せられているのも鮮魚代走の見所です。そこまでして走らせているにも関わらず、車内には誰もいないという悲惨な状態でした。まあトラック輸送が主流ですし、そもそも後継者不足ってのもあるんでしょうが、いつまで残るのでしょうか…

ちなみに2680系は今週中に検査を終えて試運転を経て復帰するらしいので、この光景もしばらくはお預けになりそうです。

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30000系(V02)
〈1705 特急 鳥羽〉

ここからはいつもの番外編。鮮魚列車の停車駅かつ編成写真を求めて、大阪線榊原温泉口までやって来ました。まさに山の中の駅で薄暗かったので写真もそれ相応ですが、雰囲気が出てるのでまあいいでしょう。

写真は唯一の練習電となった、鮮魚列車の前を走る特急です。中川で名古屋行きに、鳥羽で賢島行きに接続するのはお決まりパターンですが、この駅で3分も停車するというおまけ付き。中川短絡線の関係かそういった電車は案外多いようです。

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5820系(DF52)
〈1820 急行 大阪上本町

誰もいない駅を発車する上六急行。こんな静けさしかない駅にもシリーズ21がやって来るのだから、守備範囲は広いほうなのかもしれません。これに乗って通学する友達が羨ましく思うこともありますが、まあ名古屋線の5200系転クロには敵うまい。

この5820系ですが、大阪線用のほうが奈良線用より2年遅く登場したらしいです。違いと言えばトイレの有無やら阪神直通対応かどうかくらいですが、大阪線用の車両だと名古屋線への入線実績もあったりします。また来てくれないかな…

1番のりばのパタパタが「団体」を表している通り、このシリーズ21と入れ替わりに代走鮮魚が到着。こんな駅で降りる人もおらず、1分も経たずして松阪方面へと発車していきましたとさ。

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22000系(AL)+22000系(AS)
〈7914 特急 名古屋〉

伊勢方面への快急やら1日4本の青山町行き普通やらを見送りつつ、伊勢中川からは未更新の22000系に乗車します。今どのくらい残っているのか分かりませんけど、12200系より先に消えそうですからね。

基本的には21000系の車内デザインを踏襲しているものの、座席幅やシートピッチを改良し、座面高さも微妙に高くなっているんだとか。細かい部分だとこの系列から肘掛の塗装が始まり、ウレタン製の座布団を使い軽量化を図ったなど、思ったより凄い座席であることが分かりました笑

そんな22000系で白子まで乗車し、後続の急行で帰りましたとさ。
ということで今回はここまで。
ありがとうございました。