三重の小さな三セク・伊勢鉄道 Part4

こんばんは。
昨日、初めてAmazonで品物を注文してみました。プライム会員などではないので、そこそこの時間は掛かると思っていますが、実際はどうなんでしょうか。「通常配送なのに翌日届いた」という意見も聞きますが、今何かと問題になっていますしね…

今回から2回に渡って「ふ~ん」となるような伊勢鉄道の小ネタをお伝えします。

1.いつの間にかダイヤ改正

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こちら伊勢鉄道のポケット時刻表です。じゃばら折りになっていて、全駅が時系列でまとめて掲載されている「JR時刻表」みたいなタイプになっています。写真は下りの時刻表で、裏面が上りの時刻表です。

無論「快速みえ」「特急南紀」も掲載されていますが、中央辺りの「特急南紀81号」が見えるでしょうか。多客時の臨時列車もバーコード付きで掲載された親切な時刻表です笑

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ポケ時の表紙。上部に「2016年3月26日改正」という文字がありますが、これはダイヤ改正があったことをお知らせしているわけですな。

そのわずか1年後、実は2017年3月4日に再度ダイヤ改正がありました。その内容はというと

・伊勢上野
【現行】普通 津行 18:44発
【改正後】普通 津行 18:43発
 
・東一身田
【現行】 普通 河原田行 8:06発
【改正後】 普通 河原田行 8:07発
 
・津
【現行】 快速みえ24号 名古屋行 18:34発
【改正後】 快速みえ24号 名古屋行 18:33発

そう、1分の時間調整だけなんです。これでも立派なダイヤ改正と呼べるのですが、そりゃ注目されるわけありません笑

2.ICカードは使えない

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お財布要らずにピピっと乗車、そんな事ができるICカード。東海圏ではJR東海TOICA」や名鉄manaca」、近鉄「(KIPS)ICOCA」などが主流でしょう。

名古屋から乗り換え無しで通れるから伊勢鉄道もOKだよね…ってならないのが現実。上図のご利用可能エリアより、関西本線四日市までということが分かりますね。

しかも、四日市以南のJR線はどの路線もICカードが使えないというやる気の無さ。並行する近鉄は全線対応なので、これじゃあ気軽さが遠のいていってしまいます。

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例えば、
名古屋にてTOICAで入場
鈴鹿観光するべく「快速みえ」に乗車
寝ていて四日市停車に気づかずそのまま発車
そこから先は非対応のため現金精算(車掌)
鈴鹿で下車、TOICAがまだ入場状態になっているため駅窓口で解除してもらわなければならない
鈴鹿にそんな機能は無い、よって後日JR駅に出向くことになってしまい、それまでTOICAは使えない

有人駅ならある程度の対応はしてもらえる(証明書などの発行)のですが、これが無人駅だったらもっと面倒な事になります。

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沿線にはF1で有名すぎる鈴鹿サーキットがあります。とくに秋頃にかけて全国、世界から大勢の観戦客が訪れるわけです。少しでも効率化・利便性向上をするのなら、ICカード導入を考えてみるの手だと思いますが、そう簡単にはいきません…

毎年F1の時期になると、ホームページ等でしつこいほどICカードが使えない旨を呼びかけているものの、依然「やってしまった」人はいるそうな。これまた地方ローカル線には痛い課題です。

次回に続きます。
ありがとうございました。

※出典
上部ダイヤ情報:伊勢鉄道 Facebook
3枚目:TOICA(JR東海)
5枚目:Wikipedia