三重の小さな三セク・伊勢鉄道 Part5

こんばんは。
見たまんまですが、当ブログを派手に衣替えしました笑 「春ってやっぱり桜かな」ということで一面桜色に。ヘッダーは三本松辺りで撮影した伊勢志摩ライナーと桜の2ショット、背景は賢島への道中で撮影した1440系(VW37)の写真です。

結構「やったった」感はありますが、気にしない気にしない。
伊勢鉄道にまつわる小ネタ・第2弾です。

3.青春18きっぷは使えない

イメージ 1

皆さんご存知、11500円で全国のJRが乗り放題となる「青春18きっぷ」。これで伊勢鉄道に乗車することはできません。

全国を探してみると、新幹線開業によってJR線から三セク化した路線は「通過利用ならOK」というところもあるそうですね。一切途中下車することはできませんが、伊勢鉄道の場合、通過しようが途中下車しようが乗車分の運賃を請求されます。

河原田~津の510円が惜しければ、亀山経由で乗ってくださいという事ですね笑 せっかく四日市から南下するのに便利な路線なのにね…

4.海外からのお客さんも「Really?」

イメージ 2

主に空港で、外国人観光客に対し発売される「ジャパン・レール・パス」。こちらもJR全線乗り放題なのですが、これも伊勢鉄道では使えません。

何が言いたいのかというと、もし伊勢志摩観光で「快速みえ」に乗車、そのまま伊勢鉄道線に乗車していたらの話。もちろん運賃を請求することになりますが、日本語が通じなかったら… でも乗ったからには払ってもらわないと… てかこの人指定席座っちゃったよ…

車掌氏にとって悩ましい問題となります。昨年の伊勢志摩サミットで注目されている伊勢志摩だけあって、今後の課題にもしてもらいたいですね。

・使えないきっぷ
フルムーン・パス

上の2きっぷは鉄道ファン御用達のきっぷなので、この辺は十分承知していると思います。問題は下の2きっぷ、あわよくば不正乗車になりかねません。気をつけて頂きたいものです。

5.使えるきっぷもある

イメージ 3

でも使える(乗り降り自由)なきっぷも存在します。代表的なのが「青空フリーパス」。JR東海の名古屋を中心とした路線が乗り放題というきっぷですが、その範囲内に含まれています。

・使えるきっぷ(乗り降り自由)
JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ

雑談ですが、名古屋と鳥羽を往復する場合

JR(正規料金):片道2450円×2=4900円
近鉄:片道1710円×2=3420円

JRだけで観光する場合、往復するだけで元がとれてしまうこともあるんですね。「青空フリーパス」は案外コストパフォーマンスがよろしいようです笑

6.F1の日は様変わり

イメージ 4

毎年10月頃に開催される「フォーミュラー1」。F1と呼ばれる自動車レースの最高峰ですね。ちょっと前に何回か富士スピードウェイでの開催があったものの、最近は鈴鹿サーキットで行われます。

その鈴鹿サーキットの最寄駅は以下の3駅。
近鉄鈴鹿線 平田町

それぞれの駅でメリット・デメリットはありますが、鈴鹿サーキット稲生の場合は鈴鹿サーキットに一番近いというのが特徴です。近鉄駅はバスやタクシー移動になりますが、秋空の下徒歩20分とまだ歩ける距離です。

イメージ 5

その事を承知してか、伊勢鉄道ではF1開催日は特別ダイヤ…というより臨時列車が多数運行されます。

・「快速みえ」の臨時停車
・名古屋~鈴サ稲生にて「特急鈴鹿グランプリ」の運転
・キハ25などJR東海車の借り入れ

などなど普段ではありえない光景が目の当たりにできるため、鉄道ファン視点でも面白いんです笑 最近まではJR東海国鉄車・キハ40などの6両増結運転もあったわけですし。

イメージ 6

が、普段は閑静な住宅街…もあったりなかったりする中の無人駅。ホームもご覧の通り狭くなっています。ここにF1観戦客が押し寄せるわけですから、当日はどえらいことになります。

さらに駅前では臨時に精算所が設けられるわけですが、そこも大混雑。「あ、名古屋でICカードで入場してしまった」なんてことになったら最悪です。

最近は改善されてきているようですが、毎回のように10分の遅れが発生しています。単線区間の弊害がここに現れていますね。名古屋での新幹線接続が間に合わないこともしばしば起こるとか。

F1へお越しになる際は十分に時間に余裕を持って行動してくださいね笑 

以上、伊勢鉄道の小ネタでした。
ありがとうございました。

※出典
2枚目:JAPAN RAIL PASS
4枚目、6枚目:Wikipedia

【おまけ】

イメージ 7

前回、初めてAmazonを使ったとお話しましたが、なんと今日の午前中に届きました。3/10の夕方に注文・コンビニ払いしてから2日、しかも日曜日に届くとは… しかし注文したのは2点。あと1点はいつに届くでしょうか。