5/6 臨時南紀を狙うin中瀬古・徳田

こんばんは。
この1週間でGW明け確認テストや体力テストなどの学校ネタが溜まりに溜まり、さらにとあるフレンズが水泳大会で優勝経験を持つ超人であることに驚いた管理人です。本題どころか前置きも潤うこの頃です…

とりあえず本題へ。
前回、近鉄名古屋線・金沢川橋梁などを訪問し、白子から特急を使って津に降り立ちました。その特急の津着は15:39。次に乗る列車は15:43と、改札の入り直しを考慮するとハードな乗り換えでした。これを逃したら次は17:02発ですからね。

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そういえば、何のために特急課金したかお話していませんでした。写真でお察しの通りですが、津からは伊勢鉄道に乗車します。それ以前に「伊勢鉄道?何それ?」という方は下の記事をご参照下さい、大まか分かるはずです笑

三重の小さな三セク・伊勢鉄道(Part5まであります)

1時間に1本、たまに0本という路線なので、仕方なく特急課金を決行したわけですな。前述の通り、帰宅ラッシュなのに16時台が1本も無いのはいかがなものかと…

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そんな苦労(?)を惜しんでやって来たのは、津から4駅の中瀬古。意外ながら鈴鹿市に位置しており「太陽の街」と呼ばれる住宅街の玄関駅として機能しています。住宅街、つまり最大の敵・マイカーに勝負を挑み続けている怖い者知らずな駅なんですかね笑

それが功を成したのか、伊勢鉄道全10駅において5番目(津、河原田を含む)に乗降客数が多く、朝に上り(名古屋方面)の「快速みえ」が3本停車します。

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キハ75系(100番台+?)
話を戻しまして、中瀬古四日市方面ホーム先端からはこのような写真を撮ることができます。緑を背景とした鮮やかなコントラストな反面、架線柱が無いために車両の大きさが判断できず、構図を決めるのに苦労しました。

この「快速みえ」15号は定期列車ですが、今回狙うのはGW繁盛期だからこそ走る臨時列車です。とは言えども、その列車は名古屋行きなので反対側ホームに移動します。

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はい来ました、こちらがお目当ての臨時「特急南紀」82号です。紀伊勝浦を13:40に発車し、名古屋に17:44に到着する、実に4時間4分のロングラン特急です…とは解説しましたが、何せ見た目は毎度お馴染みのキハ85系、そう驚くことでもありません笑

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では通常期と何が違うのか、それは車両数です。普段は4両編成で運転されるところ、繁盛期に走る定期列車、臨時列車ともに増結運転が行われます。

その増結方法が斬新的で、普段から紀伊勝浦寄りはキハ85形1100番台(貫通車)であるために、そこに別の先頭車を連結させる手法を採用しました。単純に考えれば「顔にお尻を突っ込んでいる」わけですが、柔軟性が高いのには相違ありませんよね笑

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キハ75系(300番台+?)
その30分後、定期の「快速みえ」20号が通過。普段は関西線には2両編成か4(=2+2)両編成しか入線しませんが、過去には奇数編成や6両編成での運転もなされています。ちなみにこの300番台は高山線太多線の岐阜口との共通運用なんだとか。

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というわけで、先程の「快速みえ」20号の4分後に津を発車した普通電車にて1駅隣の徳田に向かいます。臨時南紀は名古屋行きと紀伊勝浦行きがそれぞれ2本ずつあり、

【下り(名古屋→紀伊勝浦)】
81号(8001D列車) 名古屋8:51発・勝浦12:49着
83号(8003D列車) 名古屋16:43発・勝浦20:32着

【上り(紀伊勝浦→名古屋)】
82号(8002D列車) 勝浦13:40発・名古屋17:44着
84号(8004D列車) 勝浦14:20発・名古屋18:26着

となっています。このうち81号は朝なので、残りの3本を夕方に狙おうと思って現在に至るんですね。

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キハ75系(300番台+?)
長々しく時刻を紹介していると、いつの間にか徳田に到着し、鳥羽へ向かう定期「快速みえ」17号が通過していきました。ここも伊勢鉄道線の有数の撮影ポイントですが、何せ1時間に2本来るか来ないかレベルなので、認知度は依然低いままです笑

ここ徳田は方向別に出入り口が分かれているので、反対側ホームへ行くには一旦車道に出る必要があります。次に徳田を通過するのは臨時南紀の名古屋行き、なのでホームを移動します。

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そして本日2度目の臨時「特急南紀」84号…なんですが、右下に柵がかかり、なおかつ分厚い曇に邪魔されてどんよりした1枚に。ま、まあ5両編成ということははっきり分かるので良しとしましょうか笑

そしてこの10秒後、まさかの83号が通過。そうなんです、臨時列車同士の離合がここら付近で繰り広げられたんですよ。そうなるとは知らず、ただ84号の失敗を悔いていた管理人にとっては、さらに惜しい思いをしましたね…

はい、以上がGWの管理人の思い出です。
「臨時南紀」という目的ながら、伊勢鉄道線にてじっくり粘ったことは無かったので、それはそれで良い経験をしたかなと思います。成果はイマイチなんですけど笑

それでは今回はここまで。
最後までご覧頂きありがとうございました。

【おまけ】

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前回訪れた近鉄名古屋線・伊勢若松~千代崎の金沢川橋梁ですが、「かなざわ」川ではなく「かなさい」川なんですよ。石川県の県庁所在地とは何ら関係ありませんので悪しからず。

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そんな金沢川とも金沢市とも全く関係のない、徳田の駅名標。実は伊勢鉄道は2008年8月から駅ナンバリングを開始しており、近鉄より早いんです。1~10までしかないため、覚えやすいといえば覚えやすそうです。