5/28 赤と島氏永カーブ Part2

こんばんは。
今日、JR東海がこんなニュースリリースを発表しました。

ハイブリッド方式による次期特急車両(試験走行車)の新製について(PDF)

「(ワイドビュー)南紀」「ひだ」で活躍するキハ85系に代わり、新たな特急型気動車が試験的に製造されるそうです。JR東海初のハイブリット気動車という、なかなか画期的な構想なのですが、その車両のデザインが…まあ一度ご覧下さい笑

ということで本題へ。
島氏永カーブでの撮影レポ Part2です。

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6500系(6410F)
前回にも6500系による須ヶ口行きが来ましたよね。名古屋本線におけるデータイムの普通電車事情は、2両か4両が基本なようです。近鉄名古屋線は最長が4両(しかも朝ラッシュのみ)ですから、そこは東海の中心を通るからこその威厳ですかね笑

名鉄といえば、長編成がホームの短い駅に止まる際、足りない部分はドアを開けずに対応する「締切」が行われているのも特徴的です。しかしいろいろ不都合が生じてくるのか、最近は徐々に数を減らしつつあるようです。

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2200系(2202F)
「赤いミュースカイ」「みゃーすかい」「偽ミュースカイ」などなど、とりあえず名前らしい名前が普及してきたかもしれない2200系。特別車2両にはどこまで乗ろうと360円ですから長ければ長いほどお得になるのですが、比較的新しそうに見える割にコンセントが無いのが惜しいところです…

ちなみに2200系1次車は2004年に製造されましたが、その2年前に近鉄21020系が登場しています。nextのほうが年上だったんですね。

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3500系(3532F)+?
写真右側が空いてしまう「右スカ」の他、ホワイトバランス等の画質調整もミスっていたようです。時間帯で言うと時頃ですが、何か白っぽく見えますよね… せっかくのスカーレットが色抜けしている感じがしてなりません。

基本形はこの3500系ですが、やはりこの系列にも改良型として3700系、2両編成型として3100系が存在します。非ワンマン車のため、一部の支線(小牧線三河線など)には定期運用がありませんが、入線実績はちょくちょくあるようです。

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1000系(1015F)
パノスパ新塗装のご登場。こちらのほうの更新状況は分かりませんが、それなりに数を増やしているようですね。この「1000系」というのはパノラマ席を含む豊橋寄りの特別車2両のことだそうで、岐阜寄りの一般車4両は「1200系」だそうです。2種の系列が1編成になっているとは、奥が深すぎる名鉄です…

これを撮って名鉄パートは終了しました。ミュースカイも撮りたかったのですが、どうやらデータイムは名古屋・新鵜沼発着になるらしく、名古屋以西には来ないんだとか。

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帰り道にて撮影。島氏永駅は写真のように千鳥式(離れて交互に並ぶ)ホームとなっています。こんな配置になった理由がこれまた面白いんですよ笑

簡単に説明しますと、名鉄の前身・尾西鉄道時代は隣り合う2つの村(氏永村・島村)それぞれに「氏永駅」と「島駅」が存在していました。その後名鉄に変わり、新線開業に伴い2駅を統廃合しようとしたのですが、双方の村民が猛反発。困り果てた名鉄は、村境あたりに1つの駅「大和駅」を設置することにしました。

…が、よほど自分たちの村に駅が欲しかったのか、上り(名古屋方面)ホームを氏永村内に、下り(岐阜方面)ホームを島村内に設置することを条件に妥協したそうです。

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その後、これまた自分の村名が入った駅名が存在しないのを不服に思ったのか、現在の駅名・島氏永に改称されて今に至ります。こんな経緯があるため、上りホームは一宮市、下りホームは稲沢市と、同じ駅で住所が異なる珍しい駅となっています。

駅を巡る小さな争いの場にやってきた普通電車で本来のJR旅に戻ります。

次回に続きます。
ありがとうございました。