7/9 SLと北陸本線

こんばんは。
今日は部活の一環で宇治山田に来ていました…と言っても目的地が宇治山田ではないのですが、昭和レトロ漂うあの駅舎はいつ見ても圧巻ですね。鉄道に興味の無い友達も「おお…」と感嘆しながら写真を撮っていました笑

本題へ。
さて、青空フリーパスの範囲を飛び出してJR西の新快速に乗車したわけですが、ここからは知る人ぞ知る坂田~田村のストレート区間にてあの列車を狙います。

やはり臨時列車だけあって同じ趣旨と思われる方もちらほらいらっしゃいました。邪魔にならない程度に場所を決めて…

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C56形機関車(160号機)+12系客車
もうほとんどの方が察したと思いますが、この日の狙いは「SL北びわこ」号です。管理人、列車として走るSLを見るのも撮るのもこれが初めてでした。

簡単に説明しますと、「SL北びわこ」号とは滋賀県が中心となって北陸線米原木ノ本で運転されている季節臨時列車です。普段は京都鉄道博物館に展示されている車両が動き出すだけあって、指定席のチケット入手は困難なんだとか。

もちろんSL自体も人気なのですが、返却回送する際にC56型を牽引する電気機関車EF65型にも毎回注目が集まります。2016年5月の運転時にはあのトワイライトエクスプレス色で知られるEF65形1124号機が使われたのだから見逃せません笑

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後追いも1枚。ここら辺はストレートな上に平坦な区間でもあるため、蒸気機関車の醍醐味とも言える煙の噴出はありませんでした。その代わりに高らかな警笛は鳴らしていきましたね~

さて、次回の運転日はまさかの9月。夏休み真っ盛りシーズンに運転しないJR西の策略はこれいかに… 

ここからは「SL北びわこ」号が通過する前にやって来た列車のご紹介です。1時間に2本の新快速&1本の特急「しらさぎ」しか走らない路線ですので、もちろん写真は少なめです。

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681系(0番台)
特急「しらさぎ」7号の金沢行きです。これで雪でも降っていれば北陸特急感溢れる画になるんでしょうが、帰路に就けない可能性が出てきますからね…笑

しらさぎ」や「サンダーバード」などの長距離特急としても用いられていますが、北陸に近づくと「ダイナスター」「能登かがり火」などのホームライナー的な特急にも使用される、ある種な万能の681系です。

どうでもいい話ですが、この7号は長浜にも止まってくれます。京都~長浜は「琵琶湖線」という愛称が付けられており、その名の通り車窓からは雄大な琵琶湖が見える…のかと思いきや、湖西線(山科~近江今津)のほうがよく見えるんだとか。

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223系
SLに備えてポジション確認をしている時にやって来たものですから、架線柱がどえらいところに…

こちら近江今津行きの新快速です。終点にて6分接続で湖西線経由・姫路行きが、27分接続で敦賀行きに連絡しています。わざわざ琵琶湖の北端まで来て京都に向かう人なんて「おおまわらー」くらいしかいないので、どうせなら北陸方面への接続をどうにかしてもらいたいものです。

あ、そういえば今や先頭車の転落防止帆の未設置車は珍しい存在ですかね。阪和線では「関空・紀州路快速の安全性が向上」みたいな感じで続々と帆設置車が増えているみたいですが、あの事故以来全力で安全対策に取り組むその姿勢は嫌いではありません。

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223系
そうこう話していると今度は帆がついた223系がご登場。そう大して顔が隠れることもなく、順応している感じはありますね。福井、滋賀、京都、大阪、兵庫…何県も駆け抜ける223系は時代に合わせて進化する、そんなところでしょうか笑

この後に本題のSLが通過しました。何人か車内から手を振ってくれたので、僕も大きく手を振りましたよ笑 やはり観光列車には地域の色合いも出てくるため、さまざまな楽しみ方があるのも人気の1つでしょうね~

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223系(1000番台/V4)
撮るものも撮ったので駅に戻ると、やって来た新快速はまたまた帆付きの223系。網干ってどこや…と思ったら車庫も併設されたそこそこ名の知れた駅のようです笑

ここからは帰りパートになりますが、米原→大垣→名古屋→(快速みえ)→津というお決まりコースなので割愛。まあ東海道新幹線の誘惑に負けじと関ヶ原越えを成し遂げた感じです。強いてネタらしいネタを取り上げるとしたら、

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稲沢の貨物駅には「サメ」ことEE66形や、「牛乳パック」ことEF64形、関西線で現役のDD51形があちこちに止まっていたり、

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311系(G6)
名古屋で311系を使用した武豊行き区間快速が発車待ちしていたことぐらいですかね。まあこれは言うほどネタではありませんね笑

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記事ではさくさくと津に帰ってきていますが、実際は坂田から2時間56分の道のりでした。今回の旅は信州DCによる臨時「諏訪しなの」号、そして「SL北びわこ」号を狙いとして、東海道線での移動が多かったですかね。移動距離が長い分、撮影タイムが短いのは止むを得ないことですが、JR西の新快速も撮れたので良しとしましょう。

はいでは今回はここまで。
最後までご覧頂きありがとうございました。