〈8/21 夏の関西旅〉奈良のウグイスを求めて

おはようございます。
いつの間にか今年も「きんてつ鉄道まつり」が開催されることが決まりましたね。塩浜・五位堂・高安の3会場なのは安定ですし、内容もとくに目立ったものは“ないよう”で…

きんてつ鉄道まつり2017 公式サイト

くだらないダジャレはほっといて本題へ。
京阪線・西三荘での撮影を終え、丹波橋にて近鉄線にお乗り換え…はせずに、改札を出てここからは唐突にもJR奈良線の撮影へ。位置的にはJR藤森~桃山の第二御陵踏切付近なのですが、アクセスは丹波橋からの方が断然便利なんです。

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103系(NS409)
あらま、初っ端からメインがやって来ました。大阪環状線のオレンジ色が引退することが決まった今、残るは奈良界隈で活躍するウグイス色と羽衣線のスカイブルー色のみ。普通電車としてコトコトと走る姿は何か寂しげですが、それでもなお快速運用は健在です。

…とは言えここら辺の置き換えは大阪界隈が落ち着いてからだと思われます。阪和線にはこれまた危うい205系が存在しますし、そもそも環状線に203系がまだいますし。

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221系(NA427)
なーんて呑気なことを言っていると「車両故障により廃車」とかいう笑えない事態が発生するので記録は計画的に。そんな奈良地区の第二の顔となりつつある221系も、快速から抜け出して普通運用にも就き始めました。サービスとしては転クロ・トイレ付きで向上したのでしょうが、やはり引っかかるものがありますね…

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221系(NA407)
地味に転落防止帆が付いていない編成にて運用中のみやこ路快速が通過。京都~奈良の2大古都を結ぶだけあってその役割は大きい…のかは知りませんが、沿線事情に対応して一種の通勤・通学列車としても活躍しているのも事実です。

余談ですが、この愛称は一般公募により決定したそうな。最も案が多かった「古都路」が520通なのに対し、採用された「みやこ路」はたった76通。ひらがなで優しさを演出したかったJR西日本の想いでしょうか笑

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103系(NS410)
またまたやって来たウグイス色、密かに奈良線では走っていない201系を待っていたというのは公然の秘密です笑 斜面の緑と一体化するような色立ちなので、前面の白帯が一層引き立つように感じますね。これからも奈良の隠れた名列車として、元気に走ってもらえたらなと思います。

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221系(NA415)
ちなみに、踏切のすぐ横からは京都へ向かう列車を撮ることができます。宇治~JR藤森は単線区間なので、近くの電車信号機の表示さえ確認すればどちら方向から来るのかの判断が簡単です笑

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その踏切の脇にはこんなイラストが。何とも可愛らしい221系が伝えている内容は大事なお願い。これなら小さなお子さんもすぐに納得してもらえそうですが、ここはどうせなら古き良き103系を採用すれば…という高校生の案は果たして受け止めてもらえるのでしょうか笑

これにてJR西日本奈良線パートは終了。しかし丹波橋近辺にはもう1か所だけ撮影ポイントが存在するので、そこに立ち寄ってみることにします。

次回に続きます。
ありがとうございました。