〈9月の撮影レポ〉あおなみ線の挑戦

こんばんは。
文化祭に並ぶ学生のお祭りとして、体育祭も忘れてはなりません。管理人の学校では10月に行われるため、そろそろ心構えが必要になってくる時期ですかね…

本題へ。
リニア・鉄道館からの帰り道、ふととある列車を狙うべく途中の名古屋競馬場前にて途中下車しました。「あおなみ線 撮影」と検索してみれば名前が挙がる、そこそこ名の知れた駅撮りスポットなようです。

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1000系(03編成)
やってくる車両は写真の1000系オンリー。徹底的にコスト削減を目指したらしく、各所にてJR車両との共通化を図ったそうな。とくにJR東海とは走行機器や台車などを313系とほぼ同一にするほど関係が深く、これは大規模な検査はJR東海に委託しているだからだそうです。

あおなみ線、正式には「名古屋臨海高速鉄道 西名古屋港線」は、元々は貨物路線だったものを旅客路線に仕立て、港区南部と金城ふ頭までのアクセス路線として2004年に開業しました。

沿線には商業施設が立ち並び、需要があるように思えたものの、既に地下鉄や市バスが似たような地域を走っており、何よりクルマ社会の波に悪戦苦闘。ついには2010年には「事業再生ADR」を申請し、1ミリも笑えないほど経営的に危ない状況に陥りました。

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1000系(07編成)
それでも地下鉄との乗り継ぎ割引、早朝や深夜時間帯の増発などの利用者を増やす努力を続け、何とか苦笑いを浮かべるにまで回復したそうな。現在は笹島地区や金城ふ頭地区を中心に企業や施設の進出が進み、今後の利用者増加に期待しているそうです。

…はい、長々とあおなみ線について説明しました笑 まだまだ先行きは怪しいものの、地元の足として認められているのは確かなようです。実際にも、電車を待っているときに名古屋へ向かうというおばあちゃんに話しかけられました笑

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1000系(08編成)
話を戻しまして、わざわざこの駅で降りた理由は明らかに今までとは雰囲気が違う「レゴランドトレイン」を撮るためです。このチャンスは逃さまいと1編成にのみラッピング、車内もレゴランド一色だそうです。

あおなみ線におけるその期待ぶりは大きいらしく、今年3月から名古屋~金城ふ頭にてノンストップ運転を行う列車を運転しています。まあレゴランドの感想があれなのも気になりますが、これからも頑張ってもらいたいものです。

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名古屋に戻り、続いては「ミューの赤いあんちくしょう」こと名鉄線へ。ここからは特例を利用した「大回り乗車」をやっていきます。

大阪近郊区間(JR西日本)や東京近郊区間(JR東日本)が有名かと思われますが、名古屋以西がいい具合に一周できるので、選択乗車が可能となっています。もちろん「行路は一筆書き(通過特例を除く)」「駅の外には出れない」などの制約はあるものの、長い時間乗ることができるメリットは大きいかと。

というわけで次回からはここ名古屋から、犬山線各務原線を経由して二ツ杁までの大回り乗車となります。

今回はここまで。
ありがとうございました。