〈12/27 冬の関西旅〉雪と新幹線
こんばんは。
年末年始にかけて、そろそろ休日ダイヤやら特別ダイヤやらで運転する路線も出てくるのではないでしょうか。とくに近いところで京阪なんて「お正月ダイヤ」なるものを準備しているのだから、さすが沿線に寺社が多いだけありますな。
さて本題へ。
N700系〈ひかり493号 広島行き〉
7時台だというのに辺りはまだ暗め…だと思ったら、そういえば雪の該当区間だということにこの時気づきました笑 せっかくのホワイトボディが黒に染まりつつあるものの、これはこれでぶっ飛ばす感が溢れているように感じますね。
撮影ポイントとしては11番のりばから大阪方面へ向かう新幹線を撮るわけですが、どうも300mmでは限界があるようで。大阪寄りの待合室付近から上写真のような構図で撮ることで精一杯でした…
N700系〈ひかり508号 東京行き〉
写真左側にてスプリンクラーが作動しているのが確認できると思います。東海道新幹線にとって毎冬のように障害となっている積雪への対策ですが、あまりに散水しすぎると土盛りの路盤が崩壊する恐れがあるそうな。「お湯」で雪を溶かすことができないのもこのためです。
そういう教訓を活かしてバラストを使わないスラブ軌道の新幹線が増えたり、越後湯沢みたいな高架橋構造の駅が誕生したわけです。絶賛建設中のリニア中央新幹線もそのうち通るわけですし、どう対策していくか気になるところです(その前にルートどうこうですかね笑)。
N700系〈ひかり510号 東京行き〉
まだ鉄知識が足りない頃は「新幹線に退避がある」、もっと言えば「各駅停車の新幹線(こだまとか)」という当たり前なことですら驚いていました。分類上は特急ですし、英語で「Super Express」と表現するくらいですから、若かりし管理人にとって新幹線とは「ただ単に速い乗り物」だったんでしょう笑
ついでに驚いたことといえば新幹線のダイヤ設定。のぞみ10本・ひかり2本・こだま2本の通称「10-2-2ダイヤ」ですかね。過密なのに停車本数が2本しかない駅もあるのだから、利用者のバラつきが激しいんだな…と考えたものです。
N700系〈のぞみ108号 東京行き〉
何か同じ車両しかやって来ないためレパートリーには欠けますが、そこは構図の違いで対抗するしかありません。今度は米原を東京方面に通過するN700系を撮影。奥の坂を駆け下りた感は十分に引き出せた…つもりです。
JR東海車のチャイムは「AMBITIOUS JAPAN!」、JR西日本車は「いい日旅立ち・西へ」になるわけですが、どちらも良く言えば落ち着いている、悪く言えば暗い印象があったのは僕だけでしょうか。まあ聞いててこれからの新幹線旅がワクワクするのには変わりないんですけどね笑
700系〈のぞみ210号…?〉
最後に失敗作をご紹介。ひかり508号が米原に到着した後に700系が通過したんですよ。ダイヤ通りだとのぞみ210号に該当するんでしょうけど、時刻表には「N700系で運転」と記載されていました。その行方も気になりますが、貴重なカモノハシを撮りそびれたほうがよっぽど痛手です…
ということで「東海道新幹線with雪景色」の撮影はここらへんにして、西の新快速で一路は京都へ向かいます。
次回に続きます。
ありがとうございました。