〈12/27 冬の関西旅〉今宮カーブにて

こんばんは。
あと1週間で学校が始まる…その前に今日でお正月の三が日が終わる…そろそろ現実世界に引き戻されている管理人です。夏にしろ冬にしろ、精神的に一番やられるのはこの日なのかもしれません…

阪和線から帰還し、お次は大阪環状線の撮影へ。西半球屈指の撮影ポイント・今宮にて天王寺へと向かう列車を狙います。

一眼レフの準備をしていると、後からもうひと方が来られました。話を聞くと、はるばる東京からやって来た中学2年生とのこと。短い時間ながら「置き換えが決まったE351系」などなどお話させて頂きました。

イメージ 1

221系(NA430)+221系
〈3420 大和路快速 加茂行き〉

環状線をぐるっと1周してから奈良へと向かう大和路快速、その歴史は関西本線が電化された1973年にまで遡るそうな。113系を使用したその時の愛称が「快速・大和路号」なので、現在の名称はそれを踏襲しているのでしょうか。

綺麗に15分間隔で運転されているこの快速、日中に関しては天王寺発が00分・15分・30分・45分に統一されているところが凄いと思います。そして大阪のお隣、福島の「大和路快速」発車時刻も同じように統一されているのだから分かりやすいですな笑

イメージ 5

〈1469 普通 環状運転・内回り(鶴橋方面)〉

何をやってこうなってしまったのかは忘れましたが、とりあえず大阪のニューフェイスを撮影。103系が消えた今、もはや日常風景になってしまい、真新しい車内設備を見ても思い起こさせることは「オレンジ」くらい… 時代の流れを感じますな。

実際に323系に乗りましたが、まず感じることとしてはつり革のデカさでした。何というか、様々な事情を考慮した作りなのでとても握りやすかったです笑

イメージ 2

223系(0番台)+223系(2500番台)
〈4183 関空・紀州路快速 関西空港/和歌山行き〉

前回の阪和線パートでも登場したこの快速ですが、大和路快速ほど統一されているわけではなく、朝夕に限っては単独で関空やら和歌山やらに行ってしまう列車もあります。もし全てが単独だったら…阪和線が相当エグくなりそうです。

そういえば車両のお話をしていませんでした。まん丸ライトが特徴的な0番台は、それゆえにグッドデザイン賞を受賞しているんだとか。そして後ろの2500番台は形式によって出身地が川崎重工近畿車輛に分かれる珍しさっぷり。うん、これ近鉄なら即改名だな…

イメージ 3

221系(NB809)
〈3422 大和路快速 加茂行き〉

またこいつがやって来たので221系のお話へ。民営化されたJR西日本にとって最初の車両となるこの221系は、管理人含む近鉄名古屋線ユーザーにとっては馴染み深い近鉄5200系を参考にして設計されているそうな。

それゆえに3扉転換クロスやら窓構造やらで高い水準を維持し、同時期に同じような設備で誕生したJR東海311系JR九州811系を抑えてのローレル賞を受賞したそうです。

今となっては新快速運用からも外れ、普通なり快速なり下位種別での運用がほとんどなものの、今もなお京阪神エリアでは大活躍する車両の1つでもありますな。

イメージ 4

289系
〈2069M 特急くろしお19号 白浜行き〉

グループとしては特急「サンダーバード」で活躍する683系に属し、これまた381系を置き換えるために2000番台を改造して誕生した車両だそうです。JR西に対して「にわか鉄」状態の管理人からすれば何がどう違うのかはよく分かっていませんが、とりあえず側面のラインカラーが違いますな笑

お父さんの683系は着々とリニューアル工事がなされているため、息子にあたる289系は一体どうなるのやら…

日も落ちてきたので、東京からの中学生くんに別れを告げ、ちょうどやって来た外回りで大阪へと向かいます。

次回に続きます。
ありがとうございました。