〈3/31 関西旅〉阪急「京とれいん」を狙う

こんばんは。
一昨日の話ですが、残り1回の18きっぷを使って信州に行ってきました。中央本線の有名撮影ポイントを巡ったものの、ちょいと天気が怪しかったのが残念でしたね… この様子は関西旅レポが終わった後にご紹介します。

さて本題へ。
安治川口で201系もろもろ堪能し、お次は梅田経由で阪急京都線へ参ります。崇禅寺~南方の宮筋西踏切、通称「南方カーブ」にて撮り鉄します。

イメージ 1

6300系(6354F)

京都線に来たからにはやっぱり快速特急「京とれいん」を撮る他ありません。京阪間における阪急の切り札として、大阪・淡路を出たら京都・桂までノンストップ運転を行う列車ですな。車両も京都の町家をイメージして改造された6300系を使用、乗車券のみで乗れる観光列車と化しています。

かつては京都線で定期特急として走っていた6300系ですが、停車駅の追加、並行するJRの輸送改善、名神高速道路の拡幅など、時代が進むごとに2扉転クロが厄介になってしまう事態に。結果、9300系に座を譲る形で現在は嵐山線や臨時快速特急で活躍しています。

イメージ 2

9300系(9302F)

ここからは快特「京とれいん」が通過する前にやって来た列車のご紹介。この区間は特急、準急、普通が20分サイクルでやってくるので効率良く阪急マルーンが拝めます。まあそのせいで十三あたりでの渋滞が慢性化しているのは仕方なしなのかも…

9300系は、先述したように阪急線での特急の立場が変化しつつあったためラッシュ対応と居住性向上を兼ねて2003年に登場しました。11編成あるうち初期3編成は行先表示器に方向幕を採用しており、その後の車両はLEDに変更されています。

イメージ 3


5300系の前パンじゃないバージョン、と勝手に思っている3300系。先頭車を中間車改造したもののを組み込んだ、などという魔改造の匂いがプンプンする車両でもありますが、その活躍範囲は大阪市営地下鉄…じゃなくて大阪メトロ堺筋線にまで及んでいます。

そういや京都線には急行は走っていないんですね。当初は現在の快速急行と同じ停車駅、なのに消滅寸前の時は南茨木高槻市以北の各駅にも停車していた変遷が大きい種別でした。「準急=準急行」「特急=特別急行」を考えると、基準の「急行」が無いというのも面白さの一つなのかもしれません笑

イメージ 4

5300系(5311F)

こちらは3300系の前パンバージョン…いやどっちがどっちかはもはや調べざるを得ない感じですけども、車齢的には5300系のほうが年下になります。

種類的には3300系と5300系は同じような部類に入るんだと思いますが、後者は本線系統での走行に通用する5100系相当の機器と地下鉄にも入れる3300系相当の車体とを組み合わせた、なかなかの優れものだったりします。

イメージ 5

9300系(9307F)

こちらは快特「京とれいん」の1本前の列車。特急は快特より3駅停車駅が多いものの、梅田発と河原町発ともに特急発車の2分後に快特が発車、そのまま終点まで続行運転するダイヤとなっているため、所要時間の差は大してありません。

それもあるのか、はたまた十三のホームドア設置が絡んでいるのか、本線で唯一の2ドアを持つ6300系「京とれいん」編成の行方が心配されているんだとか。全然知らなかった…

その直後、お目当てを無事捕獲したところで続いての撮影ポイント、今は無き大阪市営地下鉄へと向かいます。
次回に続きます。
ありがとうございました。