〈3/31 関西旅〉今は無き大阪市営地下鉄

こんばんは。
今まで使っていたKIPS ICOCA定期券が真っ二つに割れてしまい、明日の始業式に限り「特別乗車証」なるぺんぺらぺんの紙切れで通学することになった管理人です。ICOCAJR西日本の所有物なので基本的には近鉄もそれに準じた扱いになるようです。

さてさて本題へ。
阪急京都線を堪能した後、いよいよ民営化を翌日に控えてる…という桑名の主の提案により大阪市営地下鉄の撮影へと向かいます。

すぐ近くの御堂筋線西中島南方にて駅撮りするんですけども、阪急は「みなみかた」、地下鉄は「みなみがた」と読むんだとか。そんなことお構いなしに「なんぽう」と連呼していた管理人はどうなるんでしょうか笑

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21系(第2編成)

ビルが立ち並ぶ大阪の街並み、並行する新御堂筋、そして独特の減速音を奏でながら入線する21系。この3ショットを収められるのもここが有名な理由の一つ…と勝手に思っています。第三軌条なので架線がなくスッキリしているのも良さげ。

左上のVVVFマークが描かれた20系シリーズは、元々は地下鉄の小型化を目指して開発されたんだとか。様々な試行錯誤か功を成し、さらには各路線用に新20系へと進化して、今もなお大阪の足として活躍しています。

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10系(第16編成)

先客が多かったのでその隙間から狙った結果、見事に影ができてしまったのはご愛嬌。谷町線での急行運転を目指して誕生したものの、結局は実現せずにこまめに各駅止まりながら走る10系。個人的にはこの顔こそが大阪市営地下鉄のイメージにしっくりきます笑

とは言え10両化への編成組み換えやら更新工事やら「10A系」化やら、JR西日本を彷彿とさせるような改造が進む10系。廃車が発生しているのも事実なので、これまた将来が心配な車両でもあります。

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奇しくもこの日は3月31日、最初で最後の大阪市営地下鉄…いや大阪市交通局の撮影となりました。まあ別に廃線になるわけでもなく、一般の方々からすりゃ何も変わりないかもしれませんけど、114年間の歴史に一区切りをつけるのだから、それは感謝の意を示すべきなんでしょう。

…と言いましても、実際当の管理人は2回しか乗ったことがありません笑 初乗車は確か南海線から京阪線に乗り換えるため、なんばから淀屋橋に乗ったような。私鉄王国の関西においてそのバイパス的役割を担う御堂筋線、大阪メトロになろうと頑張ってもらいたいですな。

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民営化するからって何が変わるのか、一番反響が大きいのが「マルコマーク」の消滅ではないでしょうか。大阪のイニシャル「O」と高速鉄道の頭文字「コ」を組み合わせた実にシンプルな大阪市営地下鉄のマークです。

大阪メトロ誕生によりもちろん新マークへの変更が進むわけですが、追いついていないのか今もなおマルコマークは現存している模様。本当にこの世から去るのはもう少し先なのかもしれません…

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※入場前に撮影、この入口のサインも今や「M」マークになっているんでしょうかね

もう既に大阪メトロと化したこの場所、地下鉄にしては車種も豊富でまだまだ撮り足りないので次回も訪れたいなと思いました。それ以前に114年間の歴史にお疲れ様、という感じですね笑

西中島南方から1駅隣の新大阪で下車、お昼は京橋で熱々のかけそばを食べたので、夜はざるそばをすすることに。やっぱり冷たいほうが美味い…と2人で喜んだ記憶があったりなかったり。

この後は再びJRパートへ、最後の撮影ポイントへと向かうべく神戸線ホームに向かいます。
ありがとうございました。