〈4/5 信州大回り〉静岡の特急とホームライナーで

こんばんは。
自宅から最寄駅までは自転車、学校最寄駅から学校までは徒歩が基本の管理人ですが、今日は雨なので自転車は使えません。そうなると徒歩&徒歩になるわけで、これが体に堪えたり…したら年ですよねはい笑

さて本題へ。
やっとこさ迎えた信州旅の最終回。天候に惑わされながらも甲府にたどり着きましたが、観光する暇もなく次の列車に乗るためのきっぷなり夜ご飯なりを購入。

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再びホームに戻ってくると、ちょうど特急「かいじ」111号のE257系が滑り込んできました。東京~甲府において比較的こまめに止まっていく特急「かいじ」は、速達型の「あずさ」系列との遠近分離がなされているそうな。

誰もが一度は耳にしたことがある武将・武田氏ゆかりの地だけあって、この甲府駅周辺には甲府城が広がっていたんだとか。まあ厳密に言えば徳川氏の管轄内にある中での城主…みたいなことなんですがこれ以上は各自でお願いします笑

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駅名標で何となく察した方もいるかもしれませんが、ここからは特急「ふじかわ」12号で静岡方面へと抜けていきます。中央本線を道なりに進み、身延線で静岡へ、そして東海道線で名古屋に帰るというのが〈信州大回り〉の全貌ですな。

使用列車は近鉄で言うところの「汎用特急」にあたる373系。単に老朽化した165系との置き換えを目的として1995年に登場したそうで、シンプル・イズ・ベストに則った車両設計となっています。あえて語るなら車端部の4人掛けセミコンパートメント席が特徴的かと。

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あ、でも安心と信頼のJR東海だけあって乗り心地は上々でしたよ。高級感が滲み出るワインレッドのモケット、お得意のフットレスト、ちょっと小さめのインアーム式テーブル…それなりの設備は整っていますし。

静岡~甲府身延線経由で走り抜ける特急「ふじかわ」。山岳地帯を通るだけあって線形はよろしくないようで、あの木次線と肩を並べるほどの所要時間を要するほどの長時間乗車なんだとか。そんな状態でも保証できる車内、だと個人的には思いました。

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下部温泉甲府行きの9号とすれ違い。普通電車の本数がえらいことになっているので、身延線においては特定特急料金を採用することで普通電車の補完的な役割も担います。

というかこの列車、自由席2両・指定席1両の3両編成での運転なんですが、全体で見ても乗車率が5割…といった感じでした。自由席で座れるかと心配して甲府で20分前から待っていただけに、こんなもんなのか…と心配してしまったりしなかったり。

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あれから爆睡しつつ、静岡まで行くと出費が増えるので途中の富士宮で下車。後続の普通で富士まで出てから、お次はサラリーマンの味方「ホームライナー浜松」3号に乗車します。

車両は汎用性の力を活かした373系ですが、とりあえず「快速」扱いなので18きっぷでも乗ることができます。320円の座席指定券が必要なようですが、乗り換え時間が短かったので飛び乗りを決行。

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その場合はもちろん車掌さんに精算してもらうわけで、その席の方が来たら譲ることになります。静岡からどっと乗ってきたくらいで、後は減る一方でしたね。

で、これまたプロの18きっぱーなら常識なんでしょうけど、この「ホームライナー浜松」3号に限り、浜松到着後はそのまま豊橋行き普通電車として運転する、いわゆる乗り得列車として知られています。静岡地区のロングシートを回避する手段としては絶大な力を発揮するわけですな笑

豊橋まで戻ってこれば後はこっちのもんです。接続する特別快速に乗り込んで、笠寺に臨時停車して大量のジャニーズファンを詰め込みつつ名古屋に到着です。

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(ホームライナーは6両でした)

関西線で桑名へ、そこから近鉄線に乗り換えて帰りましたとさ。初めての信州方面で、普段見慣れない車両を撮ることができたのは良かったです。今度こそは綺麗な八ヶ岳を見たいもんですな…笑

ということで信州旅はこれにて完結です。
最後までご覧頂きありがとうございました。