今は無き車両を求めて

こんばんは。
ま~たブログを放ったらかしていた管理人ですが、やっとこさ中間考査が(色々な意味で)終わったのでちょくちょく更新はできるかと思います。とは言え先日梅雨入りしてしまったために、撮り鉄できるかどうかは微妙な所でもあります…

さてさて、今回は久しぶりに「鉄雑記」ネタ。管理人がブログを始めて2年が経ちましたが、その間に引退した車両も数多く存在することを最近になって気づいたので、今までに管理人が撮影した「今は無き車両」をご紹介します。

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〈2017/7/30 落合川~中津川〉

それまでの14系客車を改造したジョイフルトレイン「浪漫」を置き換える形で2007年1月に登場した485系「彩(いろどり)」は、一際目立つ液晶ディスプレイとその顔立ちから「フリーザ様」として知られていました。信州の鮮やかな四季と自然をモチーフに、2+1配置のグリーン車やフリースペースなどを有したそうな。

信州DCの一環でJR東日本JR東海がタイアップした臨時快速「いろどり木曽路」号、ということで臨時特急「諏訪しなの」と共に狙った1枚。この時はただ単に興味本位で撮りに行ったので、まさか廃車になるとは思いませんでしたね… 

2017年9月に長野近辺でラストランを迎えた後、同年11月にJR長野総合車両センターで解体されました。

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C56形蒸気機関車(160号機)
〈2017/7/9 坂田~田村〉

1939年に登場し、北は日高本線(北海道)、南は山野線(熊本・鹿児島/現在は廃止)にて活躍していたC56型蒸気機関車。そのラストナンバーにあたる160号機はその軽快な走りっぷりから「ポニー」の愛称で親しまれていました。

この日は160号機のメイン運用であった「SL北びわこ」号を撮るため、青空フリーパスを乗り越してここまでやって来ました。直線区間なので迫力ある黒煙は諦めましたが、あの胸が高まるような甲高い警笛を聴くことができたのは良い思い出です笑

2018年5月に山口線の「SLやまぐち」号、そして「SL北びわこ」号のラストランをそれぞれ迎え、今後は京都鉄道博物館の敷地内を走る「SLスチーム」号として活躍するようです。こちらは本線運用の消滅、というわけですな。

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キハ40系(東海・湘南色)
〈2016/1/10 おそらく松阪〉

いや現役ですやん、みたいなツッコミも来そうですが、JR東海では国鉄型車両を淘汰するために共通設計でコスト削減を狙った313系やらキハ25系やらを投入した結果、JR6社の中で最も早く消滅してしまった車両でもあります。

JR東海のキハ40系列の特色として、臨時列車における長大編成が記憶に残っている方は多いのではないしょうか。鈴鹿サーキットのF1だとか、熊野花火大会だとか、定期列車では見られない6両編成を国鉄色湘南色ごちゃまぜに走らせるのだから夏の一大イベントでもありましたね。

この頃の管理人はちょうど鉄道ファンになり始めた時期でして、手当たり次第に乗った車両を撮っていました。こいつが2か月後には消え去ることも露知らず、今思えば奇跡の1枚です笑
2016年3月のダイヤ改正で運用を終了し、現在では海を越えてミャンマーで走り続ける車両もいるそうです。

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2013系
〈2017/11/12 津~津新町〉

おまけとして、これまでの車両と少し違った「今は無き車両」をご紹介。2013年10年に行われた伊勢神宮式年遷宮にあやかって、50000系「しまかぜ」の新製と23000系「伊勢志摩ライナー」のリニューアルと同時に、伊勢市~賢島の観光列車として「つどい」が誕生しました。

ファミリー向けの遊具や物品コーナーを有し、時には団体列車として名古屋・奈良・大阪まで来ることも多かったものの、半年前に「つどい」としての運行を終了し、つい最近になって五位堂にて車体ラッピングが剥がされてしまいました。

今後の復帰については未定ですが、7月と8月に「観光列車つどいで行く!ビール列車」なるものが運行されるのでどうなることやら…

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22600系AF編成の旧塗装も消滅
〈2017/5/20 近鉄四日市

こうして振り返ると、その時には消えるとは思いもしなかったものが多々あることが判明しました。その辺を行ったり来たりしているあの電車も、いつの間にか姿を消しているかも…そう考えると日々の記録の大切さが十分分かってくるものですな笑

というわけで今回はここまで。
ありがとうございました。