平成最後の夏18きっぷ旅・北陸編

こんばんは。
台風21号の影響で終日休校になって喜んでた…わけでもなく、停電の危機に晒されている管理人です。ニュースによれば鈴鹿市で停電が発生しているらしく、一体これからどうなるのか心配でなりません… 皆さんもどうかお気をつけください。

さて本題へ。
平成最後の夏18きっぷ旅、前回は南紀編をお届けしましたが今回は北陸編をお届けします。南紀も北陸も、管理人にとっては人生初進出でした。

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683系(0番台/V35)+683系(4000番台) 

米原ないし大阪・京都と北陸地方を結ぶ、JR西日本にとっては重要な幹線の一つとも言える北陸本線。以前こそは新潟・直江津までの路線で永遠の最速特急「はくたか」やら夢の寝台特急トワイライトエクスプレス」やらが走っていたものの、主に北陸新幹線の影響で続々とその姿を消していきました。

それでも特急「サンダーバード」「しらさぎ」がせわしなく走り去る様は、相変わらずの特急街道と呼ぶに値すると思います。新幹線開業で金沢以南も三セク化してしまうようですが、その時まで本線の務めを松任…じゃなくて全うしてもらいたいものです。

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JR東海ホームから北陸線方面の列車が発車。珍しいと思ったもののどうやら毎朝見れるそうです @米原

最後の最後でクソみたいなダジャレが飛び出したことは置いといて、この旅を決行したのは8/24。皆さんも記憶にあるかもしれませんが、各地で猛威を振るった台風20号の翌日ということでこの日は各路線が壊滅的状態だったんですよ。

手始めに東海道線での倒木の影響で大垣30分滞在を余儀なくされ、やっとこさ動いたと思えば今度は米原駅構内の架線柱にビニール袋が引っ掛かり1駅手前の醒ヶ井で1時間半も抑止をくらう始末。この時点で予定が2時間も狂いました。

苦労して米原に到着したものの、どっちみち琵琶湖線でも時空の歪みが発生しているので意味がありませんでした。写真の9:00発の新快速は30分遅れで発車…したかと思えば急に長浜止まりに変更。折り返し米原行き新快速とかいう訳の分からない列車になったそうです。

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苦し紛れに金沢っぽい駅前鼓門を撮影
@金沢

なんやかんやで敦賀→福井→細呂木に着いたのは良かったんですが、もれなく特急も遅れているもんですから被写体が全く来ない悲劇。だからといってこれ以上遅らせることはできないので駅近の撮影ポイントで数枚撮ってからそそくさと退散。

本来ならば金沢到着後は兼六園にでも寄ろうと考えていたんですが、何度も言うように行程が狂っているのでおとなしく富山駅前行きの高速バスに乗車しました。「いやそこはIRいしかわ鉄道&あいの風とやま鉄道経由だろ、何なら新幹線だろ」と言われそうですが、どこまでも費用を抑えるのが管理人なもんですから笑

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10030形(モハ10045) 

富山に来てどうしても見たかったもの、それは地鉄こと富山地方鉄道の車両です。何となく中小私鉄の割には高頻度運転だな…みたいな全くをもって理由にならない理由なんですが、どうせなら特急車両のほうが見たかったと少し後悔。またリベンジに訪れたいものです。

それにしてもこの10030形、25年前までは3000系として京阪本線を走っていたのだから驚きです。今となっては車内外ともに変わってしまいましたが、どことなく「テレビカー」の雰囲気が漂ってくる気がします…どことなくですが。

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7000形
富山駅付近

富山駅前に戻ってきました。地鉄が運行するもう一つの路線に富山市内軌道線、いわゆる路面電車が存在するわけでして、過去に市営だった経歴があるためか地元では「市電」とも呼ばれているそうです。

北陸新幹線の開業によりJR線、あいの風とやま鉄道線もろとも高架化されたわけですが、その真下まで地鉄市電が乗り入れるようになったためより利便性が向上したそうな。今後は富山ライトレールと直通運転を行うことで富山駅南北を一体化させようと計画があがっています。

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キハ40形
@高岡

…はい、北陸編はここまでです笑 この後は富山→高岡に移動し、そこから高速バスで名鉄バスセンターまでワープしただけですからね。何か帰路は鉄道旅というよりバス旅のようか気分ですが気にしたら負けです。

台風に狂わされ北陸滞在時間が物凄く短かったため、大したところに行けなかったのが少々残念です。これはまたリベンジということで、高山本線周りで行っても面白そうだなと思いました。

ということで北陸編はこれにておしまい。
ありがとうございました。