20“18”きっぷ旅・関西編 Part3(南海)

こんばんは。
もうすぐKIPS ICOCA定期が切れることに気づいた管理人です。4月に6か月分を購入したので確かにもうすぐです…どうでもいいね、うん。

さてさて本題へ。
阪和線りんくうタウン行きを見送った後、羽衣支線を経て南海本線のほうにやって来ました。羽衣のお隣の浜寺公園にてあの列車を待つことにします。

イメージ 1

12000系(12021F)+9000系(9505F)
〈525 特急サザン27号 和歌山市

やって来たのは金色に輝く泉北高速鉄道の12000系。アメリカのゴールドラッシュのように、泉北地域に人が集まることを願ってこんなカラーリングにしたそうです。これが朝夕の通勤・通学時間帯にひょっこり充当されるのだから、確かに人目を引くこと間違いなしですな笑

おさらいしておきますと、8/20~9/22の期間限定で泉北12000系を特急「サザン」として、南海12000系を特急「泉北ライナー」として交換する企画を行っていました。これによって泉北車の営業列車が史上初めて和歌山県に入線したそうです。

まあ南海12000系のマイナーチェンジ車という位置付けで共通設計は同じなもんですから、貫通扉や連結器類も問題なく使えたんでしょうな。この機会に面白いものが撮れて良かったです。

イメージ 2

1000系(1007F)
〈6865 普通 和歌山市

特急サザンの1本前の普通電車…いや普通車と呼ぶべきなんですかね。難波から和歌山市まで南海本線の全ての駅に停まり、64.2kmを約2時間掛けて走ります。大阪府が縦長なのでやけに長く感じますが、よくよく考えたら近鉄名古屋発津新町行き普通だって68.8kmを同じくらいの時間を掛けて走っていたという事実。

登場から20年が経過し、外国人観光客の増加も相まって各所リニューアルが施されている1000系。とくに前面と側面のフルカラーLED表示器は、漢字と英語に加えてひらがな・中国語・韓国語も表示できる優れものです。

イメージ 3

8300系(8705F)+8300系(8303F)
〈2167 空港急行 関西空港…?〉

あれ、空港急行関西空港まで行くのかな…と一瞬思いましたが、どうやら「りんくうタウン」表示は持ち合わせていないようです。じゃあラピートは泉佐野止め…かと思いきやこちらは全列車運休となっていました。どうりで来ないわけだ。

この日は既にりんくうタウンまで運転を再開していましたが、被災直後は空港線全線で運休となっていました。そこで登場したのが通称「白線急行」と呼ばれる春木停車の急行で、平日深夜の泉佐野行きのみ設定されているレア種別が日中に走ったことで話題になりましたな。

イメージ 4

7100系(7143F)+7100系(7155F)
〈6867 普通 和歌山市

南海での最多製造両数を誇る7100系ですが、4両編成を中心になんだかんだで廃車が進行しているそうな。それでも一部はワンマン化改造が施され加太線多奈川線の運用に就いたり、ついには観光列車「めでたいでんしゃ」に生まれ変わる編成もいたりとまだまだ現役であることが覗えますな。

ちなみに7100系の先輩として7000系も存在しますが、みさき公園内の「わくわく電車らんど」にも引退した2編成のカットボディが保存されているんだとか。

イメージ 5

南海電車に満足したので普通車に乗車、堺で空港急行に乗り換えて難波へ。どうせならということで一度見てみたかった道頓堀のグリコ看板前に来てみました。正式には「ゴールインマーク」と呼ぶそうで、こいつは6代目とのこと。

そういや今更なんですが、この18きっぷ旅は文化祭の代休日に友達と2人で行ってきました。僕は5回目の18きっぷを、友達は別の人から譲り受けた18きっぷを使っているんですが、それぞれ行きたい場所が違ったために別行動をしている状態でございます笑

イメージ 6

「19時くらいに京都を発車する新快速」を集合場所としたもののまだ時間があったので、JR難波から環状線経由で大阪城公園にやって来ました。こちらも初訪問で、何なら中に入ってやろうと思いましたが17時までとのこと、残念… 

文明の利器がもろ被りしちゃってますが、さすが豊臣秀吉が建てた城だけあって立派な天守閣ですな。歴史の教科書では必出なこの場所、今度はぜひとも内部を見学したいものです。

ぐるっと園内を半周して森ノ宮まで歩き、途中の京橋で人が線路に転落する事故に巻き込まれながらも友達と無事合流。名古屋周りで帰りましたとさ。

ということで関西編はここまでです。
ありがとうございました。