1/14 北勢線を訪ねる

こんばんは。
最近授業でoffice(エクセルやパワーポイント)を使うことが多いんですが、パソコンの感度が悪いのか一向に変換してくれないんですよ。そんなイライラを溜めつつプレゼン準備に勤しむ今日この頃です笑

はい本題へ。
三重県北部を走る三岐鉄道にて、貨物が走る三岐線を撮影しました。続いては北勢線に乗るべく終点・阿下喜(あげき)まで徒歩移動してきたところから始まります。

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鉄道ファンから見た阿下喜といえば、駅前の「軽便鉄道博物館」ですかね。奥にたたずむ赤い車両は昭和6年に製造されたモニ226号、手前に見えるのは実際に使われていた転車台でして、毎月第1・3日曜日には実際に線路上を走るそうです。

前回の三岐線・丹生川の貨物鉄道博物館もそうですが、施設の管理、運営は地元の有志によって行われています。こうした取り組みは鉄道利用の促進だけでなく、地域活性化にも繋がるのが大きなメリットなので、これからもぜひ続けてもらいたいものですな。

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最初の写真にも写っていた西桑名行きに乗り込み、2駅先の楚原で下車。そこから数分ほど阿下喜寄りに歩いた場所にある「ねじり橋」を拝見します。下を流れる用水と斜めに交差するために捻りを入れて江戸時代に積まれたこの橋ですが、現存する中では唯一なんだとか。その上を北勢線が走るわけです。

今更ですが、元々は近鉄の路線だった三岐鉄道北勢線ナローゲージ(762mm)路線として知られていますよね。元々が軽便鉄道だったためにこうした歴史的建造物がちょくちょく存在する一方、ほぼ全ての駅に自動券売機・自動改札機が設置されているなど、近代化も進んでいる面白い路線です。

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270系
〈普通 西桑名〉

「ねじり橋」を過ぎてさらに先へ進むと、こちらも同じく珍しいコンクリートブロック製の「めがね橋」にたどり着きます。ちょうど列車がやって来たので一緒に撮ってみましたが、綺麗な三連式アーチには何だか惹かれる部分がありますな笑

にしても横から見ると阿下喜寄り1両と西桑名寄り2両とで車両の長さが違いますね。形式上は後者がどっかから持ってきた車両で、近鉄時代に新造されたのが前者のモ270形になるわけです。

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270系
〈普通 阿下喜〉 ※トリミング済み

ちなみにこの270系、ほとんどは3両編成ですが4両編成バージョンもある…と思ったらトップ写真に阿下喜停車中の姿が写ってますね笑 そもそもナローゲージ路線自体が珍しいので、そこそこ長い4両編成はさらに貴重に思えます…

さてさてここら辺で切り上げます。とあるブロ友の方の影響で撮りたかった三岐鉄道ですが、こんな良い天気の日に三岐線北勢線の両方を撮ることができて良かったです。

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そして西桑名に到着しました。今更ですが、この日は近鉄富田で「三岐鉄道1日乗り放題パス」を購入の上、丹生川→西藤原→伊勢治田…(徒歩)…阿下喜→楚原→西桑名といったルートをたどりました。

これにて鉄道旅は終了で、あとは近鉄急行で伊勢若松まで帰る…かと思いきや、この日はもう少し続きます。
ありがとうございました。