〈3/26 弾丸北海道旅-4〉もっこり顔を狙って Part1

こんばんは。
ついに3/29で「えきから時刻表」のサービスが終了してしまいました。自分にとっては列車番号を知る唯一の方法だっただけに色々と悩ましいところです。今後は近鉄を除く撮影記レポでは種別と行先しか掲載しませんのでご了承下さい…

さて本題へ。
最初で最後の夕張支線を見届けた後、高速バスで熟睡しつついつの間にか札幌に到着。そこから普通列車に乗り込んでお隣の苗穂…からさらに歩いて、白石~苗穂の「菊水S字カーブ」と呼ばれるポイントに行ってみました。

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733系(B‐3206)
快速エアポート147号 札幌〉

良いですねぇ、このJR北海道特有の角ばった高運転台。多くのJR特急車両や、通勤形で言えば103系あたりにありそうな形状ですが、踏切事故だけでなく野生動物との接触も多い土地柄ゆえ、より頑丈な作りになっているそうです。

3両編成の733系は基本番台、6両編成の733系は3000番台に区分され、そのうち3000番台は3号車と4号車を境に分割して運転できるとのこと。これなら自由席だけでも快速「エアポート」の増結ができそうですが、そもそも新千歳空港のホーム長が6両なので難しそうですなこりゃ。

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731系(G‐103)
〈普通(函館線) 札幌〉

ここら辺の線路構造は詳しくないのであれですが、札幌と白石の間は外側2線が函館本線、内側2線が千歳線となっていまして、たまに両列車が並走することもあるんだとか。確か7時30分に「宗谷」と「すずらん」が札幌を同時発車すると思うので、ぜひとも車内から見てみたいものです。

それはともかくこの731系電車、キハ201系気動車と併結して協調運転が可能なんですよね。現在では倶知安長万部行きの普通列車の、小樽から札幌までの片道1本しか設定されていないようなので、これまた見てみたい…と欲が深まるばかりです。

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785系(NE‐501)
〈特急すずらん7号 札幌〉

長都で見送った4号が折り返し7号となって帰ってきました。札幌と室蘭を結ぶ特急「すずらん」は、同じ区間を走る特急「スーパー北斗」よりも停車駅を多く設定し、東室蘭から先は普通列車に成り下がる、地域密着型な特急ですな。

そんな特急列車に使われる785系は、1990年に札幌~旭川の「スーパーホワイトアロー」として運転を開始した、JR北海道が初めて製造した特急車両です。途中「スーパーカムイ」として函館本線をぶっ飛ばしたり、快速「エアポート」として千歳線のダイヤを引っかき回したりしつつ、現在は「すずらん」運用のみに落ち着いています。

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特徴的なのがこの連結面。最初は基本4両編成と付属2両編成が存在したものの、先述の「エアポート」への導入や特急停車駅の増加に伴い編成組み換えを実施。新造した中間車を挿入したり、2両+2両で1組にしたりと大掛かりなものでした。

しかも後者の2+2編成で中間車に組み込まれた車両は、スカートの撤去やら乗務員室やらの埋め込みやらが行われ完全に中間車…とは言い難い、何とも微妙な外観と化してしまいました。まあそれがこの車両の良さだと思うんですけどね笑

次回に続きます。
ありがとうございました。