〈3/26 弾丸北海道旅‐5〉もっこり顔を狙って Part2

こんばんは。
新型車両の導入、8両編成化、新線開業…最近の鉄道ニュースは何だか積極的な取り組みを知らせるものが多い一方、現に今日で夕張支線は運行を終了します。出会いあれば別れあり、やっぱり春ってそんな季節なんですね。

さて本題へ。
苗穂辺りの菊水S字カーブで撮影中でした。ちなみにですがこの記事に「もっこり顔」車両は出てきませんので悪しからず。

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721系(F‐8)
〈普通 手稲

1988年に誕生という結構古めな721系、その中でも3両編成版となる1・2次車あたりは廃車の話も出てきているんだとか。と言いましてもそれは2020年以降の話ですし、6両編成版の4次車以降に関しては公衆無線LANサービスを導入していくそうで、この顔が見られなくなるというわけではなさそうです。

というか一時期「Uシート」を組み込んだ3両編成の721系も存在したそうで、それもあって130km/h運転に対応したり、自動放送装置が設置されたりとそこそこ豪華な設備だったとのこと。つまりは快速「エアポート」にも3+3運用があったということですかね…?

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〈特急スーパーおおぞら6号 札幌〉

このキハ283系第三セクターの「道東高速鉄道開発」(現・北海道高速鉄道開発)が主体となって進めた石勝線と根室本線の高速化事業に合わせて開発された車両とのこと。これらの会社と車両によって札幌と釧路の所要時間が約45分短縮されたのだから凄い話です。

側面の「FURICO 283」ロゴが示す通り、気動車では珍しい振子式車両となっています。コンピューターによって制御され、最大11両編成の車両を6度まで傾けることができます。車内でカップに入ったコーヒーでも飲もうものなら気を付けんといけませんな。

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721系(F‐4203)
快速エアポート153号 札幌〉

こっちの721系はまだまだ現役なんですよね。つぶらな瞳にも見える前照灯は、何だか「関空・紀州路快速」の223系0番台に共通する部分があるように思えます笑 登場時期で考えると223系のほうが断然後輩なんですが。

空港輸送だけでなく沿線都市輸送にも徹し、終日混雑するって所もそっくり。唯一違うのは指定席が有無で、かつて存在した「関空快速」指定席廃止の理由の1つが誤乗ということを考えると、Uシートの設備の良さが分かりますね。

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789系(HL‐1001)
〈特急カムイ28号 札幌〉

シメは札幌と旭川を結ぶ特急「カムイ」。最近まで同じ区間を走る「ライラック」とは何が違うのかがよく分からなかったんですが、前者は789系1000番台、後者は0番台を使う…という単なる使用車両の話だったとは。ちなみに「カムイ(kamuy/神威)」はアイヌ民族の信仰における霊的存在なんだとか。

これにて撮影は終了。函館線と千歳線の両列車が狙える楽しいポイントでしたが、時間が時間なだけに気動車に関してはキハ283系しか撮れなかったので、次は特急「スーパー北斗」あたりを狙いたいものです。

次回に続きます。
ありがとうございました。