〈3/26 弾丸北海道旅‐6〉再開、そして帰宅

こんばんは。
元号が「令和」に決まり世間が沸いた昨日ですが、鉄道ファンとして気になるのは同じ名前の駅があるかどうか。どうやら現時点では存在しないようですが、似ている駅として関西本線の「永和」が挙げられていました。うん、微妙だ…

さて本題へ。
札幌へ向かう列車を堪能しまして苗穂の駅に戻る道中、ふと「さっきの785系、折り返して室蘭行きになるんじゃね?」と思いついたので小走りで駅方面へ向かうことに。

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785系(NE‐501)
〈特急すずらん8号 室蘭〉

ちょうど旧駅舎付近の有名ポイントで再開。なぜか前面にはJRマークが出てますがこれはこれで良い記念でしょう。2017年春に純粋な5両編成(NE‐1~5)が全廃され、今は魔改造された2+3(?)両編成が2本残るにまで減ってしまいました。先が長くないでしょうし、次に北海道に来た時は乗ってみたいものですな。

先ほどさらっと触れましたが、この苗穂は札幌市のまちづくり事業により2018年11月に300m札幌寄りの橋上駅舎へ移転したんだとか。写真に少しだけ写る跨線橋と今年で築83年の地上駅舎も、新元号に変わる辺りで解体されるそうです。

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南北を繋ぐ自由通路から撮影。苗穂といえば隣接する苗穂工場と苗穂運転所も有名ですね。国鉄時代から数々の車両を製造、改造、整備、そして廃車解体も行ってきた北海道随一の車両工場ですな。ここでは全ての機関車、電車と7割以上の気動車を受け持っているそうです。

というか真ん中らへんに「ニセコエクスプレス」と思わしき車両が野ざらしになっているんですが… 名前の通りニセコ方面への団体専用列車に使うべく苗穂工場で誕生したジョイフルトレインでして、老朽化で2017年11月に引退したはず。

調べてみたところ既に2両は解体されており、残る1両も今年4月以降に解体される予定とのこと。しかしニセコ町鉄道文化協会が保存のためのクラウドファンディングを実施していまして、成功すれば旧新得機関区転車台辺りで展示されるそうです。

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ホームに降りてきて次の区間快速いしかりライナー」を待っていると、遠くにキハ183系…の白坊主色を発見。「スラントノーズ」と呼ばれる独特の前面形状を持った初期車は引退しましたが、まさかのその生き残りなんでしょうか。そこら辺はよく分かりません笑

こんな感じで外からでも十分に楽しめるんですが、毎年10月になると一般公開しているそうなので機会があれば…と言いたいんですが、そもそも遠い上に長期休みでもないので現実的にはなかなか厳しそうです。

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その後は札幌駅周辺で味噌ラーメンを食べたり、修学旅行で行けなかった旧北海道庁JRタワー展望室を巡ったりと時間を潰しつつ、快速「エアポート」184号のUシート新千歳空港まで戻ってきました。

お土産を買いつつ帰りも同じエアアジアに搭乗。通路側の席でしたがどうせ夜で景色は楽しめないので良しとしまして、ぼーとしてたら8分早く中部国際空港に到着。名鉄岐阜行き特急→関西線亀山行き普通(終電)で鈴鹿まで帰ってきましたとさ。

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夜景を上手く撮る方法も学ばねば…
JRタワー展望室 タワー・スリーエイト

以上が弾丸北海道旅の全貌になります。始発で発って終電で帰ってくる過密スケジュールでしたが、エアアジア就航のおかげで10時間も滞在できるのだから北海道も手軽になったもんだなぁと思いました。まあでもまったり観光しようものなら泊まった方が断然良いんですけどね笑

ということで今回はここまで。
ありがとうございました