3/31 飯田線秘境駅巡り―中井侍編

こんばんは。
某番組を見て無性に北陸へ行きたくなった管理人です。金沢から「花嫁のれん」で和倉温泉へ、そこからのと鉄道の旅…それもこれも高校卒業後に取っておくことにします笑

さて本題へ。
飯田線巡りも今回で完結します…まあダイヤ的にそうそう多く巡れるものではないですからね。小和田→東栄水窪中部天竜とうろちょろしつつ、何本目か忘れた天竜峡方面へ向かう普通列車に乗車しました。

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飯田線で最長の大原トンネルを抜け、小和田を越え、その隣駅となる中井侍に到着しました。愛知と静岡を経てついに長野までやって来てしまいましたね… 

秘境駅ランキングでは13位のこの駅、まあ確かに駅周辺に民家が存在し、頑張って坂道を登れば整備された林道に出ることができるのでトップ10と比べると少々劣るのかもしれません。それでも来てみる価値は十分にあります。

ちなみにですが知る人ぞ知る漫画「鉄子の旅」のアニメ第8話で横見御一行もこの駅を訪れていますよね。そしてキクチさんが列車内でトイレを済ませようとするも、次にやって来たのはトイレ無しの単行119系…みたいな話があったことを帰ってきてから思い出しました笑

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坂を登ってみました。ホームのすぐ背後まで崖が迫り、線路を挟んで天竜川が流れているこの構図、山の中の小和田とはまた違う印象を与えてくれます。これでも長野県内では最も海抜が低い駅(標高289m)だと言うんだからびっくりです。

時期限定で構内にカフェがオープンしたり、過去にただ1人の女子高生のために毎朝快速が臨時停車したこともあったりと、色々とストーリーがあるのも秘境駅の面白いところです。もちろん各自で調べてみるのもいいんですが、どうせなら直接味わってみたほうが発見が多い…はずです笑

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中井侍17:43発の豊橋行きに乗り込んで、こちらは三河槙原で飯田へ向かう特急「伊那路」3号の離合待ちをしているところです。愛知県民の森への最寄駅とのことですが、夜ともなれば準・秘境駅とも言えそうなくらい静まり返ります。

どうでもいい話ですが、豊橋→小和田、水窪中部天竜、そして中井侍豊橋で乗った列車の車掌さんは全て同じ人でした。三河槙原停車中に父がその車掌さんから話しかけられたらしく、この勤務は翌朝まで続くだとか何とかと会話したそうです。ご苦労様です…

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その後は順調に乗り換えが続き、四日市からは伊勢鉄道線最終列車となる玉垣行きに乗車。鈴鹿の1駅先の車庫併設駅なので、完全なる送り込みを兼ねた列車ですな。まあこれを逃しても近鉄で津まで帰れるので一安心なんですが…

小和田と中井侍を軸に飯田線を行ったり来たりした旅でしたが、本数が少ないので予定をしっかり立てることが必要ですね。何もないからこそ行く秘境駅、今後もちょくちょく巡っていきたいところではあります。

ということで今回はここまで。
ありがとうございました。