4/27 3年越しのビスタ重連

こんばんは。
ついに始まった10連休のGW、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。そういう自分は無論勉強しなければならないんですが、まあ1日くらいは名古屋にでも…と考えている次第です。

さて本題へ。
昨日の話になりますが、近鉄ファンをざわつかせる列車が走るとのことなので撮りに行ってきました。

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30000系(V13)+30000系(V02)
〈7704 特急 大阪難波

それがこのビスタカー重連です。定期運用(賢島~難波/京都)は2012年に消滅、終夜運転のほうも2016年の元旦が最後とのことなので、実に約3年ぶりの復活なんだとか。いや分割せずに終点まで重連のまま運行されたので「復活」という表現は正しいのか…はさておき。

この列車、普段は4両単独での運用なんですがGWということで鳥羽から増結がかかったそうな。ちなみに難波到着後はそのまま阪奈特急として1往復半したらしく、近鉄さんもなかなかやってくれるなと思った次第です笑

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9000系(FW02)
〈4680 普通 伊勢中川〉

ここからは申し訳程度に撮った前後の列車を貼っつけていきます。たま~に見たくなる伊勢中川行き普通ですが、それが旧国名が省略された「中川」だとなおさらです。何とも言えない嬉しさ、それこそ今流行りの「エモい」ってことなんでしょうかね。使ってみたかっただけですけど。

今回はGoogleマップで見つけた、松ヶ崎~伊勢中原の視界が開けたポイントに来たんですが同業者は誰ひとり現れず。山田線定番の宮川橋梁は大盛況だったことを考えると、こうして静かに落ち着いて撮ることができて良かった…と思いました。

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22600系(AF02)
〈7702 貸切〉

近くの踏切が鳴り出し、ビスタ重連の通過時刻にしては早すぎる…と思いつつカメラを構えると、予想外の貸切がやって来ました。「阪神近鉄つながって10周年」記念ツアーと題して神戸三宮~宇治山田を1往復する行程だったようです。これは第二弾らしく、5月末には第三弾としてまた伊勢に来るんだとか。

そこまでして祝うんだから、両社ともに阪神なんば線に深い思い入れがあるんでしょうな。いつかは阪神電車山陽電車がみ三重ないし愛知に来てくれるんですかね…

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12200系(NS52)+22000系(AL15)
〈1712 特急 名古屋〉

こちらはビスタ重連通過後にやって来た名古屋行き特急、こちらも増結対応での運転でした。中川短絡線を通る名阪特急を基準にした結果、難波行きは伊勢志摩寄りが1号車なのに対し、名古屋行きは名古屋寄りが1号車になるので、慣れない人からすればややこしいったらありゃしない…

こんな感じでわざわざ松阪まで来て狙ったわけですが、何とも言えない貴重な編成を拝むことができました。そういやN54編成も赤幕化したらしいですし、今年のGWは一味違う気がしますな。

ということで今回はここまで。
ありがとうございました。

4/21 夕方の水面映え

こんばんは。

最近受けた模試の自己採点をしたら目標点まで10%ほど足りませんでした。数学や化学はまだ救いようがあるんですが、国語と地理が悲惨という典型的な理系の結果になってしまいました。いやぁ選択問題で5分の1が当たらないんだなこれが。


さて本題へ。
勉強の息抜きがてら日が沈む頃に若松界隈へ。

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12600系(NN52)+22000系(AL19)
〈1613 特急 鳥羽〉

先頭部分だけですが水面に映り込む構図で撮れそうな場所を発見。ぼやけちゃったのは仕方ないものの、カラーリングがはっきりと識別できるんで良しとしましょう。もうすぐ田植えシーズンなので、発見できた割には撮れるチャンスが短いというね。

前面の行先表示器がLED表示のサニーカーと違って何だか物珍しさがある…と勝手に思っていた赤幕車ですが、どうも22000系に準じた仕様なんだとか。確かに見比べてみると、ちょっとデカくなったバージョンと考えることもできなくはないですな笑

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21000系(UL05)

後を追いかけるアーバンライナー、空と水面が同じ色をしているので写真を反転させても意外と違和感ないかもしれません…と思ってパソコンのフォト機能で上下反転させてみたところ、想像以上に違和感がなかったという新事実。

そういや2020年春に新型特急車両がデビューするとか何とか言うてましたが、ちょうど1年後の話ですよねこれ。となればそろそろ第1編成が落成して試運転を実施してもおかしくないような気がするんですが、はたして名古屋線には来てくれるのでしょうか。

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1201系(RC08)+2800系(AX15)
〈1630 急行 名古屋〉

5200系(VX03)+1810系(H)
〈1737 急行 松阪〉
 
どうしようもない写真ですけど参考までに。この場所、日中だと難波n時発のアーバンライナーと名古屋(n+1)時発のアーバンライナーが離合するポイントなんですよ。とは言いましても毎回決まった場所じゃないのでその瞬間を狙うのは難しいんですよね。え?文字式?気分です。

そんなことはともかく、急行同士の離合をここら辺で見れるとは思っていなかったので慌てて撮影してしまいました。ダイヤグラムでも作れば何となく分かりそうですが、そんな労力と時間は自分にはありません…

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2000系(XT06)
〈1774 普通 伊勢若松〉

鈴鹿線は市内を東西方向にぶった斬って走るため、南北に走る名古屋線に合流するためには90度方向を変える必要があります。それがこの若松カーブになるわけですが、それを外側から狙ってみました。思ったより良い出来栄えだと我ながら満足しております笑

ということで今日はここまで。
そろそろ今後の方針についての記事でも出さんといけませんかね…
ありがとうございました。

4/4・7 近況報告がてら

こんばんは。
新学期が始まり高校3年生となってしまった管理人です。選択科目の都合でどうしてもクラスメートやら担任やらは既視感しかない人ばかりなんですが、それでも最後の学年なので良い思い出を作っていきたいものですな。

そしてもう一つ、大学受験も迫っていることも事実なんですよね。このブログもいつまで書いてられるかは分かりませんが、それはYahoo!ブログが終わる前までにお話していきますね…

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1200系(FC93)+1259系(VC68)
〈4337 急行 松阪〉

さて、とくに取り上げるネタも無いので近況報告でもしましょうかね。白子の隣の鼓ヶ浦で降りまして、適当な場所を見つけて撮ってみます。名古屋線は平坦な区間を走ることが多いので、障害物さえなければ割とそれっぽいストレートな写真が撮れますからね。独断と偏見ですけど。

1200系が登場した時は高安検車区に配属されたことから、上本町~青山町の普通列車を中心に運用に就いていたんだとか。これで青山越え運用からは外れていたことが分かりますが、トイレは付いていたのだからなかなか有能な車両じゃないですかねこれ笑

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1201系(RC01)
〈1261 普通 津新町〉

顔だけ見れば確かに1200系と言っても遜色ないように見えます…というか元々はこいつも1200系として落成していたんですが、ワンマン化改造を受けた編成を1201系に改番して現在に至ります。面倒なことをしたように思えますが、それが近鉄ですから。

車番を見るといわゆるトップナンバー編成であることが分かりますね。これを奇跡だの何だの思うのかは自由ですが、まあ単純に製造順で命名されたものが大多数なので何とも思わないというのが個人的な意見ですかね…

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22600系(AT61)+22000系(AL13)
〈7415 特急 賢島〉

先程の場所から少し駅側に戻った踏切から特急を撮影。もう完全に馴染んでしまった新塗装、通学する身からすれば毎日どこかで見かけるわけなので何とも思わなくなってしまいました。いやぁ~慣れって怖いもんですね。

余談ですが、この4月で22600系が運行を開始してから10年を迎えるそうです。恥ずかしながらこれまで1回しか乗ったことがない(しかも旧塗装時代の湯の山サマーライナー)ので、是非とも赤モケットが更新される前にもう一度乗っておきたいですな。

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9000系(FW07)
〈16:47 普通 津新町〉

日付と場所が変わりまして、こちらは千里~豊津上野の国道23号沿いから撮影。「伊勢若松」という田んぼだらけな地域を拠点としておきながら水面に写る近鉄電車を撮ったことなかったなぁ、みたいな思いつきで撮ってみました。少し風が吹いていたので水面が揺れていますが、まあそれは仕方なし。

以上、大したこと書いてませんが近況報告でした。
ありがとうございました。

4/5 1周年のJR総持寺にて

こんばんは。
明日から新学期、そして高校3年生になることに実感が沸かない管理人です。中学校から高校へ行くのとはワケが違う進路選択も迫ってますし、そろそろ遊んではいられなくなりました…

前回は105系を撮って、桜のくだらん話をちょろっとして、梅田でコミック買ったところで終わりました。その時点で何もしていないのに疲労が押し寄せ撮影意欲が消滅。何を血迷ったのか大阪と川西池田を1往復し、友達に勧められた天王寺の某アニメショップに立ち寄ってから…

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日が沈みかけるJR総持寺にやって来ました。このまま帰ってやろうかとも考えましたが、せっかく関西に来たんだからもうちょい撮っときたい…とここで撮影意欲が復活しました笑 今年で開業1周年となるこの駅の京都寄りで狙ってみます。

大阪方面からやって来たのは221系快速、その後ろを回送の289系が追いかけます。どうやら221系は次々駅が高槻なので速度を落としかけているようで、この数秒後には289系と並んでいました。こんな光景が見られるのも複々線区間ならではですね。

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289系(FG411+?)
〈回送〉

時刻的に特急「こうのとり」19号の送り込みですかね。この19号は1日1本の豊岡行きでして、なぜか2駅先の城崎温泉まで行ってくれません。7分後に鳥取へ向かう「はまかぜ」5号が来ますが、それも大阪発なんだから最初からそっちに乗れって話なんでしょうか笑 料金も同じ福知山経由で計算されますし。

北陸新幹線金沢開業で余った683系2000番台から直流機器を取っ払って誕生した289系は、外観の変化はとくに無いように思えます。あえて言うならグリーン車の半室化が進んでいるようで、そこが「サンダーバード」とは違う部分でしょうか。

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321系(D25)
〈普通 西明石

意外にもこれが初の321系撮影となりました。過去にさくら夙川学研都市線で撮影したことがあるんですが、いずれも207系オンリーだったもんですから編成数が少ないのかな…と思いましたが、それでも共通運用なのだからよっぽど運が無かったんでしょうね。

この辺では嫌なほど来る7連車、それが草津加古川辺りになると朝ラッシュ時のみお目にかかれるそうです。野洲乗り入れに関しては最終列車のみとのこと。逆にそれ以外は転クロシートの221系や223系で運用されているんだから、その混雑率って一体どうなっているんでしょうか…

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223系(W23)+223系
〈新快速 姫路〉

新快速ともなると全車両転換クロスシートなわけでして、よくもまあそんなことができるなと思いますね。12両という長さで輸送力を補っているんでしょうけど、それでも夕方の大阪→京都の新快速の車内とか本当にしんどいです。三重と京阪神の違いを思い知りましたね笑

そんな苦痛から逃れるために有料座席「Aシート」が登場したわけですが、何せ運行時間が限られているので簡単に乗れるわけでもありません。しかも満席が続いて座る前に降車駅に到着、なんてことも起こりかねないのでJR東日本の普通車グリーン席より難易度が高そうに思いました。

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〈特急はるか 関西空港

関空アクセスを担うこの車両、いつの間にか登場から25年が経過するそうです。オーシャンアローでお馴染み283系とともに2024年度以降に新型車両へ置き換わるそうなので、それまで頑張ってもらいたいものです。

日没寸前なので撮影は終了。高槻で新快速に乗り換えつつ京都駅前のイオンにぶらっと寄ってから、草津線経由で帰りましたとさ。わざわざ大阪に来て撮ったのは和歌山線JR京都線だけというもったいないことをしましたが、まあ気休め程度にはなった…かな?

というわけで今回はここまで。
ありがとうございました。

4/5 105系と桜の話

こんばんは。
お花見シーズンということで吉野山へのアクセス路線となる南大阪・吉野線では臨時特急やら臨時快速急行やらが運転されているそうで。今日はそんな臨時快急にAY編成が充当したらしく、それを撮った桑名の主は何とも羨ましい限りです…

さて本題へ。
残る18きっぷの消化のためにぶらぶらと関西に行ってきました。全くの無計画だったので何を狙うか迷いましたが、いつの間にか亀山経由で奈良まで来てしまった(?)ので引退が迫るあの車両を撮ることにします。

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〈普通 和歌山〉

旧型国電で溢れかえっていた地方ローカル線の新型車として、電動車1両に走行機器を集約した「1M方式」で登場した105系。最初の方こそは新造でしたが、後期になると103系を改造して作るようになり、良い意味か悪い意味かバリエーションが豊富になりました。

長らく山陽地区と奈良・和歌山地区で活躍していましたが、老朽化には耐えられず前者は広島地区からは完全に撤退し、後者もこの秋で全て227系1000番台に置き換えられるとのこと。太平洋の鮮やかさをイメージしたこの車体も見納めになるんですかね…

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221系(NA421)
〈快速 高田〉

1本後の221系のほうが光線状態が良い感じですな。大和路線からほど近い場所を探した結果、王寺~畠田の畑が広がる区間があったので来てみたんですが、架線柱が東側にあるのは誤算でした…

JR難波と高田を結ぶ通称「高田快速」は、王寺まで同じ区間を走る大和路快速と比べると乗客は少なめなんだとか。それでも和歌山線万葉まほろば線ユーザーからすれば大阪方面への重要なアクセス列車の一種なので、そこそこの需要は獲得しているんでしょうね。

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撮るもんも撮ったので駅に戻ろうとした途中、整備された道路沿いに咲く桜がそこそこ綺麗だったので記念に1枚。何やら既に終焉を迎えそうな木々ばかりでしたが、それでも満開な桜もあったのでもう少し楽しめそうです。

冒頭でもお話したようにこの日の予定は全くの未定だったので、とりあえず接続してくれた王寺始発の快速に乗車。途中車掌さんの案内放送が入ったので車窓左側を眺めていると、見頃を迎えた河内堅上のホーム上の桜がお出迎え。夜はライトアップするとのことなのでぜひ見てみたいな…と思ったり。

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そして久宝寺に到着したので無意識に乗り換えて、おおさか東線で放出まで来ました。何食わぬ顔で「新大阪」と出ているわけですが、確かにここから乗り換え無しで新幹線駅まで行けるんだから便利になったもんです。というか発車標に「停車中」と表示されるのはここと尼崎と長尾だけなんだとか。そんな珍しいんですかね…

そこから京橋経由で鶴橋へ。お昼ご飯を済ませつつ大阪梅田へ向かい、阪急百貨店の紀伊國屋書店茶屋町MARUZEN&ジュンク堂書店を巡ってお目当てのコミックを購入し、もう一度大阪駅に戻ってきましたとさ。本当に無計画なんですよこれ笑

次回に続きます。
ありがとうございました。

3/31 飯田線秘境駅巡り―中井侍編

こんばんは。
某番組を見て無性に北陸へ行きたくなった管理人です。金沢から「花嫁のれん」で和倉温泉へ、そこからのと鉄道の旅…それもこれも高校卒業後に取っておくことにします笑

さて本題へ。
飯田線巡りも今回で完結します…まあダイヤ的にそうそう多く巡れるものではないですからね。小和田→東栄水窪中部天竜とうろちょろしつつ、何本目か忘れた天竜峡方面へ向かう普通列車に乗車しました。

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飯田線で最長の大原トンネルを抜け、小和田を越え、その隣駅となる中井侍に到着しました。愛知と静岡を経てついに長野までやって来てしまいましたね… 

秘境駅ランキングでは13位のこの駅、まあ確かに駅周辺に民家が存在し、頑張って坂道を登れば整備された林道に出ることができるのでトップ10と比べると少々劣るのかもしれません。それでも来てみる価値は十分にあります。

ちなみにですが知る人ぞ知る漫画「鉄子の旅」のアニメ第8話で横見御一行もこの駅を訪れていますよね。そしてキクチさんが列車内でトイレを済ませようとするも、次にやって来たのはトイレ無しの単行119系…みたいな話があったことを帰ってきてから思い出しました笑

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坂を登ってみました。ホームのすぐ背後まで崖が迫り、線路を挟んで天竜川が流れているこの構図、山の中の小和田とはまた違う印象を与えてくれます。これでも長野県内では最も海抜が低い駅(標高289m)だと言うんだからびっくりです。

時期限定で構内にカフェがオープンしたり、過去にただ1人の女子高生のために毎朝快速が臨時停車したこともあったりと、色々とストーリーがあるのも秘境駅の面白いところです。もちろん各自で調べてみるのもいいんですが、どうせなら直接味わってみたほうが発見が多い…はずです笑

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中井侍17:43発の豊橋行きに乗り込んで、こちらは三河槙原で飯田へ向かう特急「伊那路」3号の離合待ちをしているところです。愛知県民の森への最寄駅とのことですが、夜ともなれば準・秘境駅とも言えそうなくらい静まり返ります。

どうでもいい話ですが、豊橋→小和田、水窪中部天竜、そして中井侍豊橋で乗った列車の車掌さんは全て同じ人でした。三河槙原停車中に父がその車掌さんから話しかけられたらしく、この勤務は翌朝まで続くだとか何とかと会話したそうです。ご苦労様です…

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その後は順調に乗り換えが続き、四日市からは伊勢鉄道線最終列車となる玉垣行きに乗車。鈴鹿の1駅先の車庫併設駅なので、完全なる送り込みを兼ねた列車ですな。まあこれを逃しても近鉄で津まで帰れるので一安心なんですが…

小和田と中井侍を軸に飯田線を行ったり来たりした旅でしたが、本数が少ないので予定をしっかり立てることが必要ですね。何もないからこそ行く秘境駅、今後もちょくちょく巡っていきたいところではあります。

ということで今回はここまで。
ありがとうございました。

3/31 飯田線秘境駅巡り―東栄・水窪・中部天竜編

こんばんは。
「大正」とか「平成」とか、そこら辺の元号は当たり前のように予測変換で出ますが、新元号「令和」はそう簡単に出てくれません。どうやっても「零話」「○話」なんですが、そのうち出てくれるでしょうかね…

秘境駅巡りin飯田線、前回はランキング第3位に君臨する小和田を訪問しました。その後豊橋行きで折り返し、ここからは秘境ではないもののちょっと気になる駅を3つ巡っていきます。

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小和田から1時間弱で東栄に到着しました。ここでの特筆すべきポイントは何といっても独特的な駅舎ですかね。所在地の東栄町近辺で代々伝わる神事芸能「花祭(はなまつり)」で使用される鬼の面をモチーフにしており、1992年にJR東海東栄町が共同で建設したそうです。

少し話がずれますが、飯田線は多数の私鉄路線を繋ぎ合わせて成り立つ路線でもあります。この東栄駅を開設したのも「三信鉄道」という私鉄で、元々は「三輪村」という終着駅だったんだとか。その後中部天竜まで延伸され、駅名も三信三輪、三河長岡を経て4代目となる「東栄」へとなったそうです。

さらに駅舎内には小さなカフェがありまして、自分もぜんざいを頂きました。詳しいことは各自調べてもらいたいんですが、そこのオーナーの方、とてもフレンドリーなので機会があればぜひ訪れてみれはいかがでしょうか?笑

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この日初めての213系に乗り、今度は11駅先の水窪(みさくぼ)で下車。「みなくぼ」だとか「みずくぼ」だとか間違って読んでいた奴がここにいますが、まあそこは気にしない気にしない。

この駅…というか前回の小和田もそうなんですが、元は水窪町、現在は浜松市天竜区に位置しています。山奥に来てしまった感が半端ないですが、これでも政令指定都市の一角なのだから何だか不思議な気分になってしまいます。おまけにこの駅は無人駅ながら特急「伊那路」停車駅だったとは…

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水窪町の中心駅ともあり飯田線沿線の中ではまだ賑わっているんだそうです。しかし駅自体が水窪川左岸の高台にあるため、市街地に向かうには写真右上の急な階段を下り、大きな吊り橋を渡る必要があります。一応駅に続く坂道もあるので車での到達も可能です。

風光明媚とでも言うんでしょうか、この吊り橋から眺める水窪川の流れは何だか心安らぐものがありました。本当は隣の大嵐(おおぞれ)で降りる予定だったんですが、この存在を知ったので急遽下車しました。まあ訪れる価値はありましたが、この橋の定員は20人までらしいのでご注意を笑

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もう一度豊橋行きに乗り込み、中部天竜に到着。飯田線の要所で、特急「伊那路」停車駅かつ駅長配置の有人駅ですが、利用者云々の話は止めておきます… 中部天竜以南はワンマン運転を行う列車が多く、逆にこの駅以北の列車は車掌さんが乗務することになっています。

ご存知の方もいるかと思いますが、かつて構内には「佐久間レールパーク」という鉄道博物館がありまして、貴重な骨董品やら最大級の大パノラマやらが展示されていたんだとか。現在はその多くの展示車両が金城ふ頭の「リニア・鉄道館」に移転されています。

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中部天竜から佐久間レールパークが消えた今となっては、周りには何も無いというか… 時間も時間だったので大したこともせず、またまた天竜峡方面へ向かう普通列車に乗り込みます。写真はその列車内から撮った小和田の駅名標です。

小和田→東栄水窪中部天竜→…と飯田線を行ったり来たりしましたが、そうしないと途中駅で2時間くらいの待ちぼうけをくらいます。それくらいあれば周辺探索もできそうですが、できるだけ多くの駅を訪れるためにはこうするのが得策ですね。

ということで次はランキング10位台のあの駅に向かいます。
ありがとうございました。